まったく知らなかったルーマーは実は2010年デビュー
パキスタン・イスラマバード出身でイギリスのシンガーソングライターで活動をロンドンに移してから下積み10年後にAtlantic UKとの契約。デビュー作がプラチナ・ディスクを獲得し、2011年、最優秀新人賞、最優秀ブリティッシュ女性アーティスト賞の2部門にノミネート...う~ん、知らなかったぁ、まったく。まぁ、やや傾いた嗜好で音楽を聴いているので仕方がないっか...(さらに詳しい経歴はこちらで)
セカンドはオールカバーで、その選曲には思わず唸ってしまいました
誰も知っている曲ではなく、ああここにこの曲を選ぶのねと。どれもが本人が生まれる(1979/6/3 誕生日)前の曲をどうやって選んだのか知りたくなります。今の感覚で70年代の隠れた名曲を気負いもなく歌えるなんて、ホント素敵な人です。私が個人的に60~70年代の曲を、iTnes~iPhoneにプレイリストとしてセレクトしてますが、同じ感覚。45曲以上も録音していたというけど、全部聴いてみたいです。カレン・カーペンターやキャロル・キングとの共通点を感じさせるけど。個人的には、いい曲を探してくるという意味では、ボニー・レイトに近いとも思います。
1.P. F. Sloan - Jimmy Webb
2.It Could Be the First Day - Richie Haven
3.Be Nice to Me - Todd Rundgren
4.Travelin' Boy - Paul Williams/Roger Nichols
5.Soulsville - Isaac Hayes
6.The Same Old Tears On a New Background - Stephen Bishop
7.Sara Smile - Daryl Hall & John Oates
8.Flyin' Shoes - Townes Van Zandt
9.Home Thoughts from Abroad - Clifford T. Ward
10.Just for a Moment - Ron Wood/Ronnie Lane
11.Brave Awakening - Terry Reid
12.We Will - Gilbert O'Sullivan
13.Andre Johray - Tim Hardin
14.Soul Rebel - Bob Marley
15.My Cricket - Leon Russell
16.A Man Needs a Maid - Neil Young
プレゼントのiTunesカードで、iTunes LPっていい感じだよ
1st、2nd共にオリジナル以外にもデラックス・エディションが出ているので迷ってしまいましたが、私はiTunes LPで。今はワケあって疎遠になってしまった女性がプレゼントしてくれたiTunesカードで。カードの台紙には「好きな音楽をこれで...」とありました。ルーマーの音楽を届けてくれたように思えて、ちょっと切なくも、元気にしているかどうか...。そして、初めてダウンロードしてみたiTunes LPは、なかなかいいですね。ジャケット、曲、写真、クレジット...をトータルで楽しめるようになっていて楽しめます。ボックス・セットのように資料性の高いものじゃなければ、こういったスタイルもありかな、とも感じました。
1stのiTunes LPには、ビーチ・ボーイズの名作「The Warmth of the Sun」がボーナス収録(CD未収録の)、ルーマーのサイトに行くと、セバスチャンの「Welcome Back」が無料でダウンロードできますが、共にふっと、力を抜いててこれがとてもいい仕上がりです。実は、この2曲を聴いてアルバムを聴いてみようと思ったのですから。
最近会えなくなったままのMasaですが、ルーマーのこと知っているかな?
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