朝早い見物海岸は空気も澄んで真っ青な海
やどかりクンたちはどこから来てどこへいくのだろうか
南房総へ行くルートは館山経由で南下して千倉へ、これが定番。必ず寄りたくなるのが朝の見物海岸。拾いものをしたり小動物の観察。まるで理科の実習教室のようですが、これがまた楽しくて気分転換にもってこいです。もうシーズンが過ぎたので海岸はまばらな人。波の下には稚魚やイソギンチャクとかが静かに生活しています。よぉーく見ているとせわしなく動いているやどかりクンたち。考えてみればおもしろい連中ですね。自分の成長に合わせて貝殻を選んで住みついてしまう。小さいときには貝が足を生やしてちょぼちょぼと歩いていると信じていましたから。エビの一種らしいのですが、そういえば足もちょっとワイルドだったりします。いったいこの連中はどこから来てどこへいくのか、見ていると飽きませんネ。
そうそう、海岸線のブルーと溶け込んでいる朝日が当たっているヌボラブルーも複雑な光を反射していて、こちらも見てて飽きません。
いつものは誰もいない千倉瀬戸浜海岸に漂流したクルミもいったいどこから?
長年千倉瀬戸浜海岸に季節を問わず通っていますがここでクルミ拾いをするとは思っても見ませんでした...
岩場の方は波打ち際に海草が打ち上げられて近寄れない状態。ポツポツと落ちているクルミを見て何故かな...、と。砂浜へ移動して夏よりも砂で競りあがった海岸線を歩いていると、クルミが無数に落ちていました。ねぇ、いったいどこから?山から風に乗ってここまで届いたのか、どこかから漂流してきたのか、不思議だねとお互い話しながらクルミ拾い。ポケットに入りきらなくなると落ちているプラケースに入れたりして。途中で誰かがまとめていたクルミの山を発見。やっぱり同じようなことを考えている人もいたんですね。このクルミ、食べたらミネラルをたっぷりと含みほんのり塩味があるのだろうか...ちょっとおいしそう...。
お目当てのIndy'sが千倉の祭りで三連休
同じコースを戻って帰りましたが帰り道の方がステキです
夕日直前のまばゆい太陽が海に反射した光景を見ながらの道は、南房総の楽しみのひとつです。黒いシルエットの岩場とざわめく波。ああ、良さそうだなと思うとクルマを停めてしまいます。黄金色に輝き始める直前の銀色の世界もとても幻想的で大好きです。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。