例えば小学生にも分かる言葉で、今起こっていることを説明できる言葉を持っているのだろうか
なるべく分かりやすく説明するのは、意外と難しい。Wikiとか検索すれば詳しいことが分かるけど理解には時間がかかるので、簡単に説明できないか、ここ数日間考えていました。
放射能:放射線を出す能力、または放射線を出す物質
放射線:高いエネルギーを持った電磁波や粒子線
半減期:放射性物質が放射線を出す能力(放射能)が元の半分になるまでの期間
核分裂:燃料棒に入っているウラン235に中性子がぶつかると分裂して核分裂を起こす
核燃料のウラン235が中性子を受けて核分裂。そのエネルギーでお湯を沸かし、その蒸気でタービンを回し発電。そのウラン235は、核分裂の際に、別の物質に変化。それが、ヨウ素131、セシウム137、ストロンチウム90、リプトン85…。中性子を吸収するとウラン238、ウラン239、ネプツウム239、プルトニウム239に変化。ウラン235が分裂して中性子と陽子の数が131ならヨウ素131、137ならセシウム137…。
ヨウ素131が空気中または地面や水で発見されてますが、原発内の全ての放射能物質が放出された今、危険な物質が全て拡散し風に乗って首都圏に到着していると思います。
「直ちに健康に影響を及ぼすことはないが」のアナウンス
被バクには二種類あって、放射線を大量に浴びる被爆。そして、体内に放射線物質を取り込んでしまう体内被曝。上の表を見ていると、体のどこに、どのような放射性物質が残り、どれくらい放射線を出し続けていくか…が分かります。ヨウ素131なら8日で放射線量が半分になりますが1/16になるには32日かかります。肉腫を起こすセシウム137の半減期は30年、1/16になるには120年かかります。想像できますか?120年後の自分。
半減期が終わったので安全宣言。でも、ヨウ素131で甲状腺の遺伝子に障害を受けてしまったら、数年後にガンになってしまうことでしょう。
もう、体の中に取り込まれた時限爆弾は止められないし、
私達はこのような世界に生きているのですから...。
※上図は「新版危険な話」から引用させていただきました。
東北、それも福島の隣の宮城。南相馬なんて近所だし、でも、なんで?東京都民への電力供給が福島だったの?都内に作れば良かったじゃん。
挙げ句の果て、福島の野菜、北関東の野菜はヤバクて買えないだと。馬鹿もほどほどに。東電、石原、管!! 腹切れ。俺は野菜食うし。同じ東北人として許す事出来ない。福島県庁も同罪だからな!!
と、ひばくのばくは火ヘンでは無く日ヘンです。曝すなんです。曝されるのです。2chより怖い曝しなのです。
投稿情報: muzz | 2011/04/05 19:47
1971年、福島第一原発1号機運転開始。
その11年前に『大型原子炉の事故の理論的可能性及び公衆損害額に関する試算』にて、規模は小さいながら
想定されていました。想定外などと美しい日本語を並べることはホントにおかしいです。詳細は、『原子炉時限爆弾』(広瀬隆)に
全て予言されています。2010/8出版から僅か半年で、予言以上の規模が進行する現実に戦慄すら覚えています。生きているいるのが
不思議な程...です。国を捨てる前に、刺し違えても全ての原発を止めなければ...
投稿情報: Borinquen | 2011/04/03 23:55
恐ろしいですよね。
体内被爆と外部被爆ですら、いまになってもごっちゃまぜになっている報道関連。
##の一つ覚えみたいに繰り返される、「直ちに健康に影響を及ぼすことはない」アナウンスメント。
じゃあ、直接に影響に及ぼすレベルになったら、その時はどういう形で教えてくれて、
その際には、もしくは、そのときのために、国民がとるべき行動基準なんて示す準備はできている、考えられている、、、
わけないですよね。
今の事態ですら、全ては想定外で、行き当たりばったり対応。これからも、全てそんな感じでの対応しか考えられていません。
なかなか勇気が奮い立ちませんが、もしかしたら、仕事なんて気にしてる場合じゃなくて、
本気で国を去る、、なんてことを考える時期にさしかかっているのかもしれません。
投稿情報: bonzofire | 2011/04/03 23:39