キース・ジャレットの生み出す波紋
TakeshiさんのTwitterに、春を感じて体中がピキピキ音を鳴らしている...というのがあって、なるほどなぁと頷いてしまいました。普段は、今まで聴いてきた音楽と併用してKARAとSNSDを聴いています。先日のハーフマラソンでもBGMのメインにKARAとSNSDを入れていましたが、ハーフマラソン後無性に聴きたくなったのがキース・ジャレットのピアノ。一音を聴いただけで、夜明け前の湖に石を投げたときに広がる波紋のような音に飢えてしまいました。
饒舌に奏でているのよりも、少ない音でタッチを噛み締めるようにトーンを乗せていく曲を、先週の月曜日の朝から聴き続けています。これは、ECMレーベルの音なのか、キース・ジャレットの音なのか、その双方なのか。暗い夜道のずっと考えています。キース・ジャレットの出す一音で曲を判断し、即座に反応するゲイリー・ピーコックとジャック・ディジョネットのリズム=いやリズムというよりもやはりハーモニー。鮮やかなコンビネーションに身を委ねてしまいそうです。打ち込み中心の音にはない感触に、体中がピキピキ音を立ててしまいそうです。
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