走るということ

ランニングで得たことが心の中に意外にも大きいことに気が付き驚いています
というのも、最近はちょっと走っただけなのに暑さのせいか休んでしまいます。NIKE+の調子もやはりポーズからの復帰に不具合もあって休憩後ランニングをストップさせてしまいがち。もっとも、大きな目標などを掲げないで気楽に始め、1年経過したのが今。なぁんか、走ることに心が向かっていませんでした。朝に涼しい時に走りたいけど、ベッドの中でぐずぐずしたり、iPadで遊んでいたり。夜はシャワーを浴びてちょいと一杯（のつもりが三杯）。少しスリムになったし、体重もキープ。筋肉もついてきたし体調もいい。でも、何か足りなかったんです。

今朝も、いつもと同じように真っ青な空に誘われて着替えをしたものの、なんとなく重い心と体。微風でも、もうすでに暑くなってきている路上を準備体操をしながら歩いていました。コースを決めて、えいっ！、と走り始める。左足首と脛に違和感もありスローなスタート。川に映る朝日が輝いているのが飛び込んでくる。公園までゆるい坂道を登ると広がる東京湾。そこからひたすら突堤を目指しての直線。中学生の男女の集団が集まっているのに話もせずにお互いの携帯と無表情でにらめっこ。脇の草原でゴルフの寄せの練習中のオヤジ（いつもいる）。

なんとなく分かるんですが、フォームも自然と整い、軽く浮くように前へ前へ。腕の振りにも無理がなく呼吸も苦しくない。体中が汗を噴出して、それが気持ちよい。走ることってなんだろう...と考えることが最近多かったけど、ただ走り、心と体と会話をしながらある種の基準を作っていく。それが何かは今は分からないけど、きっといつかそれを知ることができるだろう。そんな、事を考えながら走っているとあっという間に8kmを越えて自宅近くまで戻ってきました。

大汗をかいたあとは、水シャワーを頭から浴びて。厚焼き玉子を一口、グレープフルーツ＆オレンジジュース（6:4の割合で自分でブレンド）を二口、パイナップルとオレンジ入りのヨーグルト。朝の活力ですネ。
 
 

Comments

[投稿情報: nzm]

いいですね。情景が浮かび、走った後の気持ちよさも伝わります。僕も走りたくなりました。