i文庫HD
iPadの可能性として本を読むというのがあります。いつかは、漱石や三島は一度じっくり読みたいと思い、取り敢えず図書館から「こころ」を借りてきたのが三週間前でした。数ページ読んで手応えを感じましたが、ママボリンケンがパリ~ミラノ出張へ行く時に持って行ってしまったため、そのままに。その後、iPadと遊んでいるうちに何日か経過。日本ではiPadではまだ本が読めないと諦めていましたが、あるんですね、やっぱり。
iPadの発売から一からシステムを作り直したという「i文庫HD」はキラーアプリになりそうです。アプリは700円だけど本が別料金なのかなぁと思いましたが、本も何十冊も付いて700円だったのです。著作権の切れた本だけでも読みたいまたは再読したい本がたくさんあります。お目当ての漱石も充実しています。自分の書棚に好きな本を並べておけるところもiBookと同じですね。ちょい読みしたい本は基本図書館から、資料として残しておきたい本や好きな作家はamazon...としておかないと本であふれかえってしまいます。読んでおきたい本を文庫揃えていってもけっこうな量になりそうでしたから、これは朗報です。(↑の写真は左が文庫本、右がi文庫HD)
で、実際読むのに...
①文字が大きくて読みやすい
②めくる感じも紙と同じ雰囲気
③読みかけや気にいった場所にしおりを付けられる
④電車では立ちながらだとチト辛い
文庫本の古いのは文字が小さいのが難点でしたがこれで解決です。新刊はともかく古典的な文庫は300円台になったことには驚いていますが、もっと手ごろな姿がiPadで読書なんですね。願くば村上春樹を出して欲しいですね
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