Karaコーナーあり
銀座のHMVは数寄屋橋がビル閉鎖に伴い閉鎖され一箇所に統合されました(数寄屋橋の地下にあったおいしい定食屋も閉店)。数ヶ月ぶりに行ってみると演歌コーナーや落語コーナーも出来ていて、街のレコード屋さん的な下世話な雰囲気。ここにしかないマニアックなCDを探すのが難しい(出来ない)店舗へ成り下がってしまったようです。これでは、もうしばらく来ないだろうなぁ...とげんなりしているとK-POPコーナーを発見。一列丸ごとK-POP扱いですから、お店でもプッシュしているのが伺えます。なんとKaraコーナーも出来ている始末。過去のミニアルバム、オリジナルアルバムも全部ありました。過去のは例のボックスでまとめて入手するとして、最新ミニアルバム『Lupin』を入手しました。
進化しているジャケット
ミニアルバムといえども、A5サイズの20頁以上のブックレットにCDが挟み込まれているスタイル。タイトル曲「Lupin」をイメージした、ハードでエッジの効いた衣装とメイクの五人の写真満載です。無機質なCDケースから離れてこういうデザインもありなのかと新鮮な驚きがあります。しかも、韓国からの輸入盤で1500円はお得なのではないでしょうか。他のミニアルバムも同様の作りになっていて、音楽的にもビジュアル的にも楽しめるようになっています。音楽配信が店頭売上に迫る今の時代、このようなジャケットの作りかたって生き残る一つの形と見ています。
「Lupin」はPVのように「Mister」の流れを汲んだタイトなアレンジとシャープなダンス。そして、(実はここにキメがあるのではないかと思う)Bメロのハーモニー重視のアレンジも新鮮です。ギュリの「シッ!」とBメロ後半で歌い上げ、ニコルのラップ、ク・ハラの堂々のセンターポジション。女性っぽく進化したカン・ジオン。カレイドスコープのような構成にクラクラです。キメの胸を突き上げるブレイクも見せます。ショートヘアのイメージチェンジしたスンヨンが途中で転んだ画像もありますので是非。
「Umbrella」は一転してフェミニンでかわいらしい曲。途中のラップは何故かトムトムクラブを思い出します。二曲連続で歌っている画像もありますので紹介しておきます(歌詞もあります)。他の曲もガール・ポップそのまんまだったりスローで聴かせたり充実しています。アルバムからのフューチャー曲のことを「活動曲」、アルバムを作るためにTVなどの露出を抑え、完成後プロモーション活動をするタイミングを「カムバック」、ファンのことを「ピン」(韓国語ではFはPで発音=そういえばコーヒーがコピーだった)と呼ぶことも次第に判明してきました。それにしても、毎日YouTubeチェックをしていると、ほぼ時間差なしにTVでの様子がアップされるって、スゴイことです。
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