世間は狭い
ママボリンケンが接待で行った銀座のクラブ。まぁ、私なんぞは行ったこともない世界ですが、そこで意気投合したお姉さん。ママをはじめ全員がキモノできめているのに一人だけドレスを着ていた美人。色々と話し込むとDJ。ジャンルは失念しましたが、なんとCuisine[s] Michel Troisgrosでも「お皿を廻していた」そうです。そこで、CREMAの勅使河原さんともお知り合いになったとか。いや〜、それにしても世間は狭い。...で、勅使河原さんに御世話になったそのCuisine[s] Michel Troisgrosでのディナーの事思い出しました。(BLOGに紹介したと思いきや、そのままになっていました)
ピエモンテの叙情詩
昨年の秋に、ピエモンテのワイナリーのオーナーを招いた集いに行くことが出来ました。ミッシェル・トロワグロのママはフリウリ州の出身もあり開かれたイベントでした。イタリア料理とフランス料理の関係を語りはじめたら何日もかかるので割愛しますが、普段はあまり訪れることのない場所で、とても素敵な時を過ごすことが出来ました。
バーニャ・カウダとアニョロッティ
冷製子牛肉のツナソース「トナート・ヴィッテロ」
ゴルゴンゾーラをちりばめたカボチャのスープ
エスカルゴのポワレ トマト風味 ニンニクとセージのクリーム
鱒、ジロル茸のリゾット 香ばしいヘーゼルナッツ
りんごとセロリのソルベ
赤ワイン「ネッビオーロ」でブレゼした牛の塊 トリュフ風味のポレンタ
自家製パネトーネ 軽いクリームとジャンデューヤを添えて
マルサラ酒のサバイヨン コーヒーのアイスクリーム
フロアでの静寂
フェッラリー・マキシム・ブリュット、ロエロ・アルネイス・ディ・ヴィエッティ、ガヴィ・ディ・ィッラブローリア・フローリア・ディ・ブローリア、バローロ・ブルナーテ。お料理が進むにつれて、ワインも合わせて進みます。小雨の降っていた初秋の夜に、ワインにまどろみながら素敵な料理。スガハラガラスの触感。ワイナリーオーナーの独特の存在感。厨房での緊張感溢れるやり取りとフロアの静寂。ママボリンケンの手掛けているファッション、勅使河原さんの手掛けているフード。その場で受けた感動は、形は消えても心の奥底に残る。ライブで受けた感動は音楽のように永遠に心の五感に訴えてきます。
当夜の様子はWEBギャラリーにUPしてみました。
銀座のクラブもトロワグロもそうそうに行けないので貴重な経験かもしれませんね...。
コメント
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