レコード会社のちょっと過剰な対応
2/17、収録に行く途中の鈴木茂が、江東区青梅の路上禁止駐車場に停車していたために、警視庁自動車警らが職務質問。うつむいたり目を逸らしたりと挙動不審な行動を取ったため、車内を調査した所、運転席脇のボックスからプラスチックケースに入った大麻が見つかり、大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕。ポニーキャニオンは18日に再発売を予定していたデビュー盤「はっぴいえんど」や「風街ろまん」の出荷、5/20に発売予定だった「はっぴぃえんどLIVE ON STAGE」の販売と、楽曲の配信を。キングレコードも3枚目のアルバム「HAPPY END」、「シングルスはっぴいえんど」など4作品を出荷停止。クラウンレコードは鈴木容疑者の個人名義作品のほか、「ティン・パン・アレー」や、「鈴木茂&ハックルバック」名義の14枚の出荷停止を決めた。店頭にある作品の回収はしない。
ネットや新聞の記事は「元はっぴいえんどのギタリスト...」という紹介ばかり。「はっぴいえんど」の時代よりもはるかに長い、独自の奏法を生かしたスタジオワークやソロ活動があると思うんだけどなぁ。また、各レコード会社の反応も過剰だったのではないかと。amazonは新品は在庫がなく(とりあえず出荷せず?)、HMVのオンラインは元々在庫が薄いけど出荷可能(HMVはオンラインで出荷可能でもあとで出来ないメールがしょっちゅうくるけど)。まぁ、会社員だったらクビになる可能性が大だから、こういう対応なんでしょうネ。「鈴木茂ヒストリーボックス」とか昨年リリースされて、再評価されてきていただけに、本人のサイトもトップページだけだし、 ちょっと寂しい事件でした。
それにしても、5/20予定だったはっぴいえんどのライブ音源ってどんなヤツだったのだろうか、気にかかります。(おそらくボックスに入っているやつのバラ売りかと思うけど)
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