旨さの決め手
喫茶店に出入りしたのは高校生になってからでしょうか。自分にとって落ち着ける場所を探してあちこち出入りをしていました。高校の帰りの、ロック喫茶、ジャズ喫茶。まったりとしてて居心地がいい席でおいしいコーヒーを一杯、(高校生のくせに)煙草を数本。毎日の日課でしたね。大学生になって吉祥寺に移り住んでからも同様でした。駅前の(今はなき)西海岸にのべつ出入りしていてほとんど毎日通っていました。
社会人になってからは広島。休みの日にはやっぱり喫茶店に行ってモーニングを食べ、昼まで雑誌や新聞を読み朝食を食べて帰ってきました。そんな時には、数少ない選択肢の中のナポリタンを食べていました。粉チーズとタバスコをたくさん入れた味って、ピーマンとソーセージとあいまってどこか懐かしい味です。でも、本格的にパスタを作れるようになってからは自宅でそういうのって御法度だったんですね。でも、なんとなく食べたい、がしかし、わざわざ喫茶店にいくのも、後で後悔しそうだし。
dancyuの最新号はパスタ特集ですが、そこにナポリタンがありました。本格的に作るナポリタンなら、ということで早速作ってみました。
①ソーセージを適当な焦げ目がつくようじっくり炒める
②ピーマンとたまねぎを加えて更に炒める
③ブイヨン、トマトペースト、ケチャップを加えて煮詰める(やく半分まで)
④パスタを絡める
⑤パルメザン、タバスコを加えてあえる
ねぇ、おいしそうでしょ?楕円形の黒い鉄板にジュージュー(銀色の楕円形のお皿でも可)というワケではありませんが、まぁなんと上品なナポリタンが出来上がりました。今回は、冷蔵庫にあったフレッシュトマトを煮詰めてトマトペーストを作ったのでかなり濃厚な味になりました。でも、やはりピーマンとソーセージ。子供のころから変わっていない好きなもの。で、翌日はあまったピーマンで青椒牛肉絲。ピーマンばかり食べていますネ。
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