え~、志ん朝のDVDで寝不足の日々が続いています
もったいないので、一夜一噺と決めているのですが、ついもう一噺、いや、やっぱりよすよ夢になるといけねぇ...。そんなワケで、志ん朝さんの夢を見てしまいました。どこでどう知り合ったのか忘れてしまいましたが、何故か二人で田舎道を歩いています。途中、お地蔵さんの横にバッグを見つけ、志ん朝さんが夢中でその中身を説明してくれました。場面変わって、二人でお銚子をやったりとったり。与太郎や子供等の役どころをする時に、前歯がちょっと出てニコニコする、あのまんまの表情で、旨そうにお酒を飲んでいる姿にこちらも引き込まれてしまい、色々頷いていました。夢を見たのは、昨日、通勤の往復で「百年目」「唐茄子屋政談」を聴いたせいかなぁ。最近は、夢をまったく見ることがなかったけど、久振りに見た夢がとても楽しかったので今朝は幸せな気分でした。
その、DVDは一週間経っ大事に見ているのでまだ半分
いいんです、この位のペースで。本編もさることながら、榎本滋民、山本文郎両氏の解説も実にいいです、これが。ちゃんと、始まる前と後に分かれていて(年代によってはないものもありますが)完全収録となっています。山本文郎さんは、57年にラジオ東京(現TBS)に入社し「お好み寄席」を担当したのがアナウンサー人生のスタートだとか。そのためか物腰がどことなく落語チック。対する榎本滋民氏は、こと細かく落語の背景にある文化を淡々と語る。二人の対比がとても面白く、本編を観た後に、卓袱台に差し向かいに座るふたりのやり取りを観るのも楽しみのひとつとなっています。
山本アナウンサーは、芸能界最長寿での結婚したり、オフィシャルサイト があったりと、まだまだ現役感はありますが、榎本氏は03年1月に自宅火事のため亡くなりました。26年間続いたコンビが突然終わった理由を知り胸がつまりました。
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