明るい人生はオールスターで
RMMに所属のメンバー勢ぞろいの最高に強烈なアルバム「完全無敵のコンビーネーション」。ラルフ・メルカードのRMMと言ったら、今やNYサルサシーンを牛耳っている一大プロダクション。夜の業界スジの話しはくわしくは分からない事が多いので、余り触れる事は出来ませんが、なみなみならぬ自信に溢れたタイトルのこのアルバムは、今年の6/16にN.Y.はエレクトリック・レディ・スタジオで収録されたライブのようです。
とにかくメンバーがこれ以上集まらない程オール・スター級です。主な歌手はセリア・クルース、オスカール・デ・レオン、ティト・ニエベス、チェオ・フェリシアーノ、ホセ・アルベルト、マーク・アンソニー、ヴァン・レスター、レイ・セペルフィーダ、ピート・コンデ・ロドリゲス、ホセ・アルベルト....。セルヒオ・ジョージをはじめとし、ウィリー・コロンと一緒に来日のボビー・アジェンテ、マーク・キニョーネスも加わる、バックも豪華絢爛です。雰囲気一杯のナレーションに続き一気に歌手総出のデスカルガ(ラモン・ロドリゲス作)。他界したエクトル・ラボーに捧げる曲では、ヴァン・レスターがウィリー・コロン時代の大ヒット曲をコラージュし、かなりいい味をドミンゴ・キニョーネスと共に出しています。「ルイの思い出」では、ルイス・ペリコ・オルティスのアレンジとトランペット、そしてティト・プエンテのバイブが、やはりあのルイ・ラミレスの世界を再現しています。勿論、歌手は往年のコンビのレイ・デ・ラ・パス。
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