Casa de Borinquen

ワン、ツー、スリー、フォー ビートルズの時代 新たな発見盛りだくさんのP.713/1.124kgの本を一気に読んでしまった

バラカンさんの推薦の言葉
本屋で偶然見つけ図書館から借りたビートルズ関連の一冊。「客観性とユーモアを持って、ビートルズの物語で普段は注目されない端役の人たちにも光を当てるこのエピソード集は見事です。ビートルズ通でも新たな発見が沢山待っています」とバラカンさん推薦文がこの内容を的確に表している。

ブライアン・エプスタインがビートルズを初めて見る話が、ブライアン・エプスタインが自殺するまでの過程までリングのように繋がり、主役も脇役も生き生きと描かれる。成功し始める4人と全く違った価値観として存在したアメリカでの混乱。ロネッツやストーンズとの関係、ディランとの出会いと影響等、興味深い話が満載。今月末楽しみにしている『REVOLVER』のスペシャル・エディションの発売に合わせて1stから『ホワイト・アルバム スーパー・デラックス・エディション』まで聴きながら一気に読んでしまった。

ハンター・デイヴィスのビートルズの伝記を初めて手にしたのが中学三年の受験直前の頃。それ以来どちらかというとジョンよりになっていたが、今はどちらかというとジョージ贔屓。ポールのことも色々と誤解していたことも良くわかる。中断したままのポールの『THE LYRICS』を読むことを再開しないと。

なんか当時のパティ・ボイドに会いたくなったなぁ...と考えていたら妹のジェニー・ボイドのことを思い出した。ドノバンの「Jennifer Juniper」は彼女のことを歌った曲。中学生の頃はそんなことも知らずに聴いていた。

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パティ・ボイド自伝 ワンダフル・トゥデイ
数年ぶりにパティ・ボイドの自伝を再読。キュートなモデル時代〜ジョージとの出会い〜クラプトンとの出会い。煌めく世界にもどこか人間臭い話がずらりと並ぶと同時に当時あった階級意識のようなものも感じられて興味深い。数々の名曲インスピレションになった存在をひしひしと感じた。読んでいるときに繰り返し聴いていたのが、ホワイト・アルバムのスーパー・デラックス・エディションに完全な形で発表された当時のジョージの自宅でセッションされた「イーシャー・デモ」。和気藹々としたジャムセッションを聴いていると、ああ、これが仲良くしている彼らの最後の姿だったのかと思い知らされる。

（2022.10.22 10:40追記）

ウー・ウェンさんの炒めもの再びの再び 良質の油で素材の旨みを逃さず引立てるコツを知る

劇的に変わったお家の炒め物
いや、ホントお世話になっているのがウー・ウェンさんの「炒めもの」。あまり時間がない時でも、手軽に簡単においしい炒め物ができる作り方が満載でとても重宝。どのページにもちょっとしたコツが載っていて、ふむふむ、なるほどしながら調理する楽しみもある。最近作ったを加えるとこれまで30品作った。

青椒肉絲（鶏肉、ピーマン、＋ししとう）
卵と豚肉、きくらげの炒めもの
イカとブロッコリーの炒めもの（紋甲イカの代わりにスルメイカ）
豚肉とほうれん草の辛子炒め
ナスとピーナッツ油炒め
卵とゴーヤの炒めもの
四季の回鍋肉（エリンギ）
酢魚
カニ玉
麻婆春雨

ウー・ウェンさんは雑誌dancyu10月号でも特集されていて、ちょっと話題になっている。家庭でも気軽においしい炒め物が出来る良さをみんなが求めているからだろうか。良質の油で素材の旨みを逃さず引立てるコツって、意外と身近にあるんだね、きっと。

三國シェフのレシピで作るコルドン・ブルーは低温で煮るイメージで揚げ、火が通ったら強火でカラッと揚げるのがコツ

鶏むね肉のカツレツ
分厚い鶏胸肉に挟んだたっぷりのロースハムとチーズ。低温でじっくり揚げ、火が通ったら仕上げは強火でカラッと揚げるのがコツ。ナイフを入れるとサクッとして、中はホクホクでジュージー。レモンをチュチュっとかけ、野菜と一緒に食べると、ホントおいしいんだぁ(´•_•`)

一条流がんこ総本家分家四谷荒木町 純正100 キレとコクが交互に訪れ気持ちを高揚させる旨さに初めてのように引き込まれてしまった

純正100があってこそ
100の持っている独特のキレとコク。これらが交互に訪れ気持ちを高揚させる旨さ。知り尽くしているウマサなのに、初めてのように引き込まれてしまった。この味わいがあるからこそ通ってしまうんだなぁ…。

がんこの周辺でも再開発がちらほら。むき出しになった空き地の前で色々と考えてしまった。

吉田カレー@荻窪 並MIXアチャール＋角切りローストポーク＋トマネギ昆布マヨ ちょっとビターな奥深さとローストポークの香ばしさもたまらないおいしさだ

いつもよりビターな味わい
限定の牛とキノコをミックスしたせいか、いつもよりビターで奥深い味わい。そういえば我が家で作るビーフシチューもキノコペーストを入れてコクを出していることも思い出した。いつもの豚の代わりに角切りローストポークを選んでみたら、なんとまぁ、噛めば噛むほどじんわりとした肉汁が香ばしい。トマネギ昆布マヨは、吉田さんしかできない見事なブレンド具合に流石だなぁ〜と唸ってしまった。

価格改定があったけど、この味をずっと続けて行って欲しいと願うばかり。

ラーメン二郎 三田本店@三田 小ラーメン 麺半分でもググッと盛り上がる量に驚いたけど、ちょっと私の今の好みではなかったかも

数々の信者を生む店
ラーメン二郎三田本店。到着時34番目、その後も続々と20人ほど並び始める大人気ぶり。伝説の山田総師の姿も店裏から見ることができ、どんな味なのか期待。ぐるりと回って店頭近く来たところで自販機。ははぁ〜、これが噂のプアール茶なのかと買ってみた。

入り口で購入したプラスチック券をかざして麺量を伝える。テキパキとしたさばきが心地いい。ほどなく席に案内されて、追加トッピングを聞かれニンニクほんの少しと。周りは、野菜、油、カラメとか言っていた。おお、これが二郎かと思わせる盛り付け。太めの麺をそこから引き上げ一口。なるほどこれがそうなのかと納得。どこまで食べても減らないもやしとキャベツ。これで600円は驚き。

でもね、正直言って私の好みではなかった。麺を1/3にした方がよかったかもしれないし、スープが急にぬるくなるし、見た目以上のインパクトがなかったように感じてしまった。店内に飾ってある山田総師のイラストの帽子に「ヒロポン」と描かれていて、がんこの家元を思い出してしまった。

急に食べたくなるカルボナーラは有元葉子さんのレシピから（私が食べたい季節の味 この2皿があれば。）

カルボナーラは火加減が難しい
ダマになってしまうこともあって勝率6割と思い込んでいたが、有元葉子さんのレシピでは、

①卵黄、パルメザン、黒胡椒を溶き混ぜておく
②パンチェッタとニンニクを弱火で炒める
③パンチェッタがカリッとしてきたら火を止め
④茹で上がったパスタと①を入れてかき混ぜる

余熱でパスタとソースを絡めるから濃厚でクリーミーな味わい。これならダマになる心配もなくおいしくできるし、慌ててなくて済むんだ。

麺屋 真星@浦安 黒さつま鶏出汁100％の鶏そば塩＋黒さつま鶏の鶏油TKG どれをとっても隙のない味わいに多幸感溢れた

黒さつま鶏尽くし
フォトジェニックな佇まいにまずニンマリ。分厚く敷かれた鶏油を緩くかき混ぜスープを一口二口三口。口内に広がる香りにまず唸る。麺を引き揚げるとスープがまとわりつき、なんともはぁ旨いと小躍り。二種のチャーシューも味わい深く、お楽しみはまだまだ続く。

TKGに鶏油
ああ、なんという組み合わせ。90Eはありそうな黄身をちょっと潰して一口。醤油を二滴垂らして一口。ええい、スープを入れておじや風で残りをたっぷり味わう。

ラーメンとTKG、黒さつま恐るべし。どれをとっても隙のない味わいに多幸感溢れてしまった。

青島食堂@秋葉原 青島チャーシュー＋ほうれん草＋自家製チャーシュー増し チャ〜チュ〜ほぉれん〜...独特のかけ声と生姜の効いた奥深いスープが大好きでで途中下車してしまった

チャ〜チュ〜ほぉれん〜
とは、チャーシュー麺とトッピングのホウレン草（+50円）、そして自家製チャーシュー（+50円）を追加。いつも驚くのが、茹で上がった麺を平ザルで処理する手際の良さ。また、食券を厨房から見て準備する男性。そして、男性が「チャ〜チュ〜ほぉれん〜」と呼びかけると女性が復唱。この見事なコンビネーション。生姜の効いた奥深いスープと麺の絡みも私好み。

忙しいそうだけどスムーズなオペレーションにも無理がなく見てて清々しい。常連ぶる客もいず、行列が絶えず17番目に連結しても40分で完食できてしまうところも気に入っている。

まじかで見る東京タワーってホント大きい。一度しか登ったことがないけど、また近所まで行くので、時間を作って登ってみたいな。

覆めん 花木@東中野 特製ラーメン＋わんたん（あおさとれんこん、イカと大葉）あてこみのないどこかふわっとした普段使いのおいしさにそそられてしまった

おいしいラーメンが食べたいときには
つい寄ってしまうのが花木さんの良さ。あてこみのないどこかふわっとした普段使いのおいしさが今の私には妙に惹かれてしまう。初めてだった親友もとても喜んでくれていた。

Cafe 2u
なかなかお互いのスケジュールが合わなくて3ヶ月ぶりの再会。花木さんから歩いて5分程度で見つけたカフェがとても心地いい。親密な心使いが若い女性にも人気なのが良く分かる。お互いの状況確認や進捗を色々と話してちょうど2時間で清く別れる。もう一人の親友も含めて今度はFaceTimeだね。

36Fから41Fへ 水辺の心地いい風に吹かれて

東京は川や運河が多いと実感
地下鉄を乗り継いで都心の36Fから湾岸の41Fまで。辰巳新橋の上は心地いい風が吹いて疲れも癒されてしまう。以前、都心からクルマで帰る時には、豊洲を経由してオートバックスのあるところで湾岸道路に出るというパターン。豊洲近辺の開発が急激に進んで、こういう風になっているのねと改めて実感。

高層マンションを選んだ人に心境はどんなところにあるのか、最近考えることが多い。

覆めん 花木@東中野 オマール海老出汁ラーメン＋のり＋わんたん(エビと枝豆、パクチー）立ち昇るオマールの香りと懐の深さにのっけから悶絶

無我夢中
ただでさえおいしいのに限定でオマール海老出汁で攻めてくる。なんとまぁ罪深い。丼から立ちの昇るオマールの香り、一口いや立て続けに五口、その懐の深さにのっけから悶絶。おいしいラーメンはこうでなくっちゃネ、と破顔してしまった＼＼(^O^)／／

覆面 花木@東中野 倍ラーメン＋あおされんこん・オクラミョウガ コクのあるスープにむっちりコリコリのわんたん どれを取っても抜かりのないおいしさだ

このコクを待っていた
明日休みなので材料を倍にして炊き込んだスープ。普段も十二分においしいが今日の本気度は違う。ググッと引き寄せられたスープがとにかくおいしい。あおされんこんのシャキシャキ感、オクラミョウガのヌルッとした食感もスープに負けないくらいの旨さだ。

かえしを丼に入れた後に、丼の縁をコツンとする動きもとてもチャーミング。いつ行っても見えない進化を遂げている、このお店が大好きだ。

一条流がんこ総本家分家四谷荒木町 純正瀬川瑛子 知っている味わいなのに、初めてのように引き込まれる

やはり純正
知っている味わいなのに、初めてのように引き込まれる。私にとって純正はそういうものであって、それを可能にしているからこそ通い詰めてしまっている。鶏油の代わりにラードに味つけをしてアップデートな感覚にも納得。

落語「黄金餅」
東雲〜有楽町〜銀座〜四谷三丁目〜赤羽橋。都心を地下鉄で横断。使い慣れていない、しかも深い所を走る都営大江戸線には毎回ドギマギしてしまう。ふ〜、くたびれた...。

最高気温34℃ まだまだ続く夏には水茄子のサラダが心地よい

今季初だった水茄子サラダ
きりりと冷やした水茄子とロースハム。これを、ミントと和えてオリーブオイルを混ぜるだけの我が家の夏の定番。今季初だったことも改めて気づいた。そういえば、アサガオが咲かないベランダはちょっと寂しい。公園から眺める夏空、気温34℃、まだまだ夏は続く。