Casa de Borinquen

近づく春らしい「銀座 篝」の盛り付け う〜ん、やはりため息の出るようなスープの奥行きに思わず引き込まれて三人共ため息の連続 そして、銀座路地裏で鈍く光るアテンザワゴン

実は人に勧めているけど久し振り
考えてみれば今年初めて、八ヶ月ぶりの「銀座 篝」。Apple WatchやMac Bookで今後もますます注目のAppleStoreには銀座に行くたびに目の前を通るのですが、「篝」は素通り。お昼時でもないけど、相変わらずの行列。お勧めした人は、その行列＝待ち時間で調整できず断念している人多し。それでも、あの白湯スープを味わいたくてしばし行列に加わりました。

足の先も冷えってしまって
でも、やっと席に着き、ほんのりとした柚子の香りと共に届けられると、ああ、と溜息。おもむろに一口、いやもう一口、そして夢中になってもう一口。ため息のような沈黙。麺を絡めてズズッと一口。数秒間箸が止まるほどのおいしさにたまらなくなって、初めて食べる方の横顔をのぞき見ると、つい目が合って「おいしいねぇ」とお互いにうなずくのが精一杯。

ママボリンケンも食べ急がないようにじっくりと味わいながらもスープも完食。今の季節のトッピングは、筍と菜の花。白い器と白いスープにほんのりと春の演出。ここを外して銀座は語れない...と言ったら大袈裟かな？

うん、次回は、平日の開店前から並んで、もう一度忘れようとも忘れられない味をもう一度だね。

篝で別れて銀座と麻布で別行動後再び銀座へ
ママボリンケンの用事が終わるまで銀座の路地裏で待っていました。薄曇りの淡い光がソウルレッドを引き立たせて一人悦に。スポーティーな横顔を飽きることなく眺めていました。

春近し、パスタ気分が盛り上がる…さっそく、トマトを使わない塩気＆旨味がパワフルな白いアマトリチャーナを作ってみる

dancyuの今月号はパスタ特集で春爛漫
まぁ、繰り返しが多いので毎回お付き合いはしていない雑誌ですが（どうも新しい表紙が良くないような気もする）、簡単に作れておいしそうなパスタが満載なので手に入れてみました。グリンピースのパスタ、レモンのパスタ、濃厚トマトソースのパスタ、桜海老のパスタ、ウニの冷製パスタ、わさびパスタ、ラグーのパスタ（三種類）...親切丁寧に紹介されています。

しかも、ランチはラーメンを…というパターンが多いのですが「ランチでパスタを食べる9つの理由」なぁんて特集を読んでいると、新規開拓したくなりますね。

白いアマトリチャーナ
パンチェッタが冷蔵庫にあったので、選んだのは「白いアマトリチャーナ」。トマトを使う前の18世紀前のアマトリチェ村ではトマトを加えない「白」で作られていたそうな。ペコリーノチーズとパンチェッタの塩気＆旨味、乳化させたソース、コクを出すためのバター。ちょっと前のめりな味わいにワインも進みます。カリカリに炒めすぎないパンチェッタのコクも合わせて楽しめますよ。

■dancyu
http://www.president.co.jp/dan/

世界で一番愛用されているカメラってiPhone 6なんですね こうやって撮るともっと良くなるよとレクチャしていた時の写真がちょっと良くて…

iPhone 6を使って驚くような写真やビデオ
Appleのサイトの「iPhone 6で撮影」には、驚くべき写真が満載。うわぁ、これがiPhone 6で撮影したの？なんてワクワクしながら眺めながら見ているだけでタメになりそうです。もちろん、スペックの高いイチデジにはかなわないにしても、ちょっとした想像する心や奇跡とユーモアによって、いい写真が撮れるなんて。

この写真は、iPhone 6を手に入れたばかりの人に色々とレクチャー時に、ジャスミン茶のペットボトルを撮影。ちょっとした、出会い頭の誘惑に導かれると、きっといいことがあると思う。

■iPhone 6 ワールドギャラリー
http://www.apple.com/jp/iphone/world-gallery/

2011.3.11-2015.3.11 変わったこと、変わらないこと、知ったこと、知らないこと、隠したこと、見えたこと、見えないこと、見せないこと そして、ふなっしーのTweet…

 

変わったこと
変わらないこと
知ったこと
知らないこと
隠したこと

見えたこと
見えないこと
見せないこと
止まったこと
止まらないこと

忘れたこと
忘れないこと
忘れたくないこと

嘘の嘘
ホントの嘘
嘘のホント

これからの事を思うと
キリキリと痛む心臓

 

ふなっしーのTweetから

 

 

押し付けがましくなくてふんわりとして話ししている妙にもう一度逢いたくなる そんな人にも似た、だし巻き卵の秘密

先月の初台の蕎麦屋さんで開眼
ちょっと例えようもなくおいしい出汁巻きを食べたもんですから、帰宅後、「いや〜、ウマイ出汁巻き卵を食べたよ」「もっと食べたかったなぁ」とママボリンケンと会話。「ちょぉっと待って、この本に出ているよ」と返事があり、確認すると「dancyu 日本酒。」に作り方も出ていた「塩味だし巻き」。

その通りに作ると、ほぼ再現出来ました
甘い玉子焼きも好きですが、今は出汁巻き卵の方が好み。そのままでも十分に味がしみていておいしいし、大根おろしにひとったらしの醤油でもよし、燗のお酒もまたおいしい、というワケです。

近づく春の予感を運ぶグリーンピースご飯 アボカトとエビの黄身酢あえと肉豆腐と二つの「竹鶴」で幸せいっぱい

ウフフ、もうそろそろだね
ミモザも色づき、近くの公園の河津桜も咲き始め、近づく春の予感。二人は花粉症とはお付き合いがなくても、昨年の400倍と聞いただけで目はイガイガ、鼻はぐしゅぐしゅ、喉はガラガラ。毎年10日程度の洗礼を受けますが、今年はどうなることやら。「啓蟄」（けいちつ）とは、この時期になると冬眠していた虫がはい出てくること。新しいことが始まるにしては、どこかぼんやりとしてしまいそうな。なんともいえないぼんやり具合も春らしい。

春らしいといえば、グリーンピースご飯
やわらかく丸々と太ったグリーンピースが出まわるのも今頃。お酒と昆布を親切なかまどさんに入れてグリーンピースを散らして、ほんの少しの塩で味を整え、ふっくらと炊きあげる。親切なかまどさんの空気口から出始める湯気が次第にグリンピースの香りが混じり始めると、いてもたってもいられなくなりますね。

料理の仕込み中はウィスキーの「竹鶴」をちびちび。グリーンピースご飯を蒸している間は、、春らしい彩りのアボガトとエビの黄身酢あえと肉豆腐をつまみに、いただきものの「竹鶴」を燗冷ましで。「竹鶴」の見事な連携で、ゆったりと酔っていく週末の夜の楽しみ方。

昨日開通したばかりの C2 首都高速中央環状線品川線 大井JCTから大橋JCTまでの山手トンネルを刺すようなLEDにぞっこん！

ねぇ、ちょいと恵比寿方面に用事があるんだけど…
連日の睡眠不足で色々と格闘していましたが、ようやく昼ごろにメドがつき、それなら新しいコースも開拓しようと。実は、アテンザワゴンに乗りたかっただけなんですが、ママボリンケンがマツダコネクト＝ナビを設定した場所へ。コースは昨日全面開通したばかりの「C2 首都高速中央環状線品川線」。皇居の周辺を迂回して渋谷〜新宿というコース。途中どこまでも続くトンネルにハラハラ、ドキドキ。大橋JCTで東名/渋谷の選択ミス、三軒茶屋方面に流れましたがなんとか渋谷に30分で到着。

トレースする光
山手トンネルは高速道路の中では最大の距離。もちろん、ナビには表示されないコース。まるでアクアラインを通っている錯覚を覚えます。昨日開通したばかりだったせいか、まわりも私もスピードを出さずに様子見のような雰囲気。ここでも、アダプティブ・LED・ヘッドライト（ALH）の威力は凄かったです。透明な光が突き刺すように遠くの方まで照らしてくれたので、初めての道路も見やすく不安なし。もちろん左右のサイドもよく見えるので、ホント走りやすく快適でした。

■中央環状線 山手トンネル（湾岸線〜渋谷線）パンフレット
http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/shinagawa/download/pdf/shinagawa_pamflet.pdf

アテンザのタイヤは国内発売していないBSのTuranza T001 TouringとPOTENZAを合成するとTuranzaになり、やはりヨーロピアン思考 シグネチャーウイングイルミネーションにもワクワク

納車以来毎晩アテンザを眺めてニタニタ
特に用事もないのにエンジンをかけて、入れっぱなしのキース・ジャレットをしみじみ聴いて、ニタニタという日課。スモールランプを付けてシグネチャーウイングイルミネーションを眺めて悦に。

ママボリンケンがタイヤチェック
あれ？BS？でも知らないブランド。よくよく調べたら「BSのTuranza T001」。以前は国内販売されていたが、今はヨーロッパでのブランドになっているタイヤ。ツーリング＋POTENZAのスポーティーさを合わせたタイヤのようです。しかも、ベンツやアウディにも採用されているので、この辺でもアテンザはヨーロピアン仕様なのかな、と。

これから、サスペンションやタイヤがこなれてきて、味わいが変化することも楽しみだなぁ…。

■TURANZA T001
http://turanza.eu/en

木場 麺屋吉左右（めんやきっそう）その昔洲崎と呼ばれた場所にひっそりと佇むラーメン屋に思わず悶絶

吉祥寺に住んでいた学生時代にとっては木場は未知の世界だった
友人の彼女が住んでいるというので一度だけ訪れた木場はあまりにも遠い場所でした。今は、浦安に住んでいるので吉祥寺が遠く感じていますが。移動中、途中下車して寄ってみた店は、地元以外にも名も知れている人気店。

到着時に16人も並んでいましたが、椅子が縦列に10脚置いてあり、待つしんどさも軽くなるようになっています。流れとして、食券を買って椅子に座りながら順番を静かに待つ、こんな感じで20分後に店内に呼ばれました。

濃厚スープと太麺
とろけるチャーシュー
見るからに濃そうなスープを一口すすると、見た目よりもスッキリとした味わい。二口、三口味わいながら、味に深みがある割にくどくない上品なのどごしの良さ。麺はもっちりとしてスープとの相性が際立つように太さを調整しているんだろうか。普段はあまり太麺系は食べない私でも、つい引き込まれてしまいます。

そして、トッピングしたチャーシューのなんともいえない素晴らしさ。味がよくしみて、お箸で持ち上げるとくずれそうなほどやわらかい。トロトロのチャーシュと麺を絡めて頬張ると夢心地。

深川洲崎弁天町
ここらへんの旧住所は深川洲崎弁天町。根津遊郭が帝都大学建設のため移転してきたのが洲崎遊郭。大正時代末期の最盛期は300店舗もあり吉原も凌ぐほどの賑だったとか。戦争で焼けて消滅しましたが、洲崎パラダイスとして復活し赤線廃止まで続いたそうです。今では、区画整理されて住所も無味乾燥な名前になってしまい、河は埋め立てられ、当時の面影なぞ全くありません。でも、ちょいと横道に入ると不思議な袋小路になっていたり、妙に色っぽい橋があったりして都会の中のワンダーランドのようでした。屈託のない女子高校生（今ならJKというのでしょうけど）の笑い声でふと我に返ってしまいました。

■麺屋吉左右
東京都江東区東陽1-11-3
03-3699-5929
11:30〜15:00 ※品切れまで
定休日：水曜日・日曜日

納車祝いにいただいたマッサンの生家のお酒「竹鶴」は味が濃くわずかに黄金色 燗にするとまろやかでいい香り

燗して旨い純米酒の最高峰として有名
私に日本酒の素晴らしさを教えてくれた方との「日本酒研究会」では北から南まで全国津々浦のお酒を楽しんでます。酒は東北に限るし冷で飲むに限る...なんて頑なに思っていましたが、その土地の風土から生まれてくる肌触りを知ることも大事と教えられました。楽しい集まりでおいしい料理とお酒、静かに過ぎていこうとする時間の流れがあればどこにでも出かけてしまいそう。

味が濃くわずかに黄金色
味見をするために一口。味が濃くわずかに黄金色。旨さにうなってしまう。さっそく、燗にすると味はまろやかになり、ぷぅ〜んといい香り。竹鶴酒造の杜氏の石川達也氏は

どんな料理にも合う「ごはん」のような、料理を選ばない食中酒を目指したい

と語ってますが、その通り。前回好評だった、マグロのヅケを引き立たせ、南房総富楽里で見つけた大ぶりなブロッコリー（マヨネーズに柚子胡椒を混ぜた辛めのソース）にも合い、締めの鯛ごはんにもよく合う。お酒が料理に寄り添い、料理が答えてくれる。次回は焼き魚あたりはどうだろうか。

入手が難しいらしいので、大切にちびちびと飲みながら、届けてくれた方の心意気をも思いうかべてました。