Casa de Borinquen

The Guitar Collection: George Harrison 待ちに待ったiPadアプリで二晩朝まで遊んでました iPadがあってビートルズ＝ジョージが大好きなら必須だね！ジョージの全てが聴けるなんてホント素敵だ！

ジョージのサイトからのメールが来て迷わず早速DL
ジョージの映画で圧倒だったのが、ギター部屋。愛用のギター達がコンディションのいい状態で保管。この部屋にいけたらさぞかし心高ぶるだろうなぁ、と。今回のアプリは、その中から厳選された7本のギターが紹介しています。

・GRETSCH GG128 DUO JET, 1957
・GIBSON J-160E, 1962
・RICKENBACKER 360/12, 1963
・FENDER 'ROCKY' STRATOCASTER. 1961
・RAMIREZ CLASSICAL, 1960s
・FENDER ROSEWOOD TELECASTER, 1968
・ZEMAITIS LOTUS 12-STRING, 1974

ファンならずとも宝箱みたいなしかけに歓喜の二晩徹夜
気になるギターを選んで、PLAYLIST、OVERVIEW、ORIGIN、FACT & PERSPECTTIVES、PERFORMANCES、ABOUT GIBSON（メーカー）、IMAGE、本人のコメントや演奏…も楽しんでしまえます。しかも、ギターを回転させて細部を拡大したり部位（パーツごと）の説明を読んだり。"MUSIC LIBRARY" はビートルズからのセレクトとジョージのソロアルバムの全ての曲がフルで聴ける（ADD印が付いているのは短くてiTunesで買ってねという感じです）大サービス。個人的にはランダムに曲が選択されるのもいいです。

自分自身が初めて自分のギターを手にした時の喜びみたいなのも、トップページを見ているだけで思い出してきてしまいます。そして、トップページで繰り返される遺作のアルバムに収められてた「Marwa Blues」の良さを改めて感じてます。"VIDEO VAULT"での、リッケンバッカーの12弦を弾くダニーの姿、マイク・キャンベルのスライド（ストラト）、ベン・ハーパーのテレキャス（ローラー・ダンの夫だったんですね）も見応え充分で、クリエイティブ・ディレクターのダニーのこだわりや手応えをも感じます。

ねぇ、スゴイでしょ、スゴイでしょ。
気になる人は、ジョージのサイトかiTunesへGO!!!
iPadを持っていない人は、3月まで待っててね。どうやら、iPad3が出るらしいから。

■The Guitar Collection: George Harrison の告知ページ
http://www.georgeharrison.com/#/news/archive/201201/guitar-collection-ipad-app-be-released-february-23 

■サポートページ
http://www.bandwdth.com/harrison/support.php

追憶の中華再び 家族でよく行った仙台の祥発順 白切鶏は二種類のソースに生まれ変わりその深い味わいに思わず涙声で「おいしい」と...

幼い頃には外食も限られた機会しかなかった
今のように外食産業もなく、まして大人が食べるものを子供も食べるなんてこともなかったような気がします。だから余計に外に食事しようと決められた日は朝からソワソワ。まぁ、子供だったんですからね、当時は。一ノ関のおじいちゃんの家に行く途中の古川の天ぷら屋、不二家のラザニア、鰻屋、おそば屋さん…、中でも一番町の（今は移転した丸善の裏）祥発順は格別の思いがありました。

ここで、中華料理を初めて知っただけではなく、色々な機会に訪れる楽しみを知りました。そこには、家族四人が必ず揃っていて、ひとつのお皿をくるくると回しながらみんなで食する。何を話していたかもう忘れてしまいましたが、時間や空間を共にする喜びがありました。残念ながら、ぽつりぽつりと一緒に行く家族が少なくなっていきましたが、決まって注文するのが白切鶏。

小薇の自宅に招待され、久し振りに白地鶏をいただきました
祥発順では辛子を少し付けて食べるのですが、小薇のは広東の葱塩ソース、上海の生姜醤油ソース。それぞれのソースが白地鶏の深みのある味を引き立たせていて素晴らしいの一言。本によると混ぜてもいいというので、ソースを混ぜてもさらに美味しいです。

そして、思いがけず特製のチャーシュー
食べる量だけ切り分けられてお皿に盛りつけもらい、甘辛くしかも独特の風味が広がり、何度もおかわり。キュウリのサラダ、芋頭餅、ニラ玉、上海焼きそば。うん、お腹も心も幸せな夜。大好きなニラ玉の秘伝の作り方もしっかり覚えました！

そうそう、小学二年生のはるかちゃんとも久日振りに再会。ちょっと大人っぽくなってますますかわいいさも。よく、大人の話を聞いているんですね。なにげなく使っている言葉の意味を訊かれたりして、こっちがドギマギしちゃいます。私が小学二年生だったころはどうだったんだろうか。何十年も記憶の中にある味に再会すると同時に、今を生きている小学生の姿にも出会う。追想ばかりではなく今を生きることの大事さ。色々なことを考えながら春めいた夜風を頬に感じながら帰りの坂道を登ってました。

※写真は（iPhoneではうまく撮れなかったので）小薇からの提供です。

きままなひとり晩ご飯は冷凍庫の中から色々選んで手を加えて…チキンカレーと若鶏の赤ピーマントマト煮もおいしく変身

ママボリンケンが親戚のお葬式でしばらく不在
いつもは、ママボリンケン:私＝8:2の割合で晩ご飯の準備。まぁ、ひとりだと手抜きもしたくなり、冷凍庫を色々と物色。大量に作ったのは半分以上（二食分）は強制冷凍したあとに冷凍庫に保存しています。で、まずは、チキンカレー。いつもご飯は平べったくしてその上にカレーをのせていますが、私はご飯は山のようにするのが好き。まるで子供みたい！と顰蹙なんですが、こうでなくっちゃネ。フォークを入れるだけで骨からお肉が取れるほどのトロトロ。時間をおいたカレーってなんでこんなにおいしいんだろうか。

若鶏の赤ピーマントマト煮はパスタのソースに
若鶏の固まりは解凍後一口大に、ソースの量が少ないのでフレッシュトマトを二個みじん切りにして蒸し焼き。ここにパスタを入れてからませます。パルメザンとバジルをトッピングして完成。トマトと赤ピーマンとバジルって、ホントいい友達なんですね。

なんか、TVも付けずにiPadで「The Guitar Collection: George Harrison」から流れるジョージばかりを聴いていた気ままな生活ももう数時間で終わりです。散らかった部屋を少し整理して、ママボリンケンを駅まで迎えに行かなくっちゃネ。

《はらくっつい宮城食堂 第1週》 漢方豚と仙台雪菜ラグーソースのスパゲティ 追いかけてくるゆずの香りと雪菜のしゃっきり感… そして【美容対効果】という言葉を初めて知りました

一昨日は西新宿直行～社に戻り～再び西新宿方面と移動距離の多い一日
しかも、朝から雨。普段なら気の重い日になりそうですが、中間地点（乗換え）が東京駅と気が付き、それなら開催中の《はらくっつい宮城食堂》でランチと決めてからは、ちょっとうれしい一日に。そうなんです、いつもお世話になっている勅使河原さんの招待していただいたプレス発表の《はらくっつい宮城食堂》なんです。

お昼時は込むので、とアドバイスいただき12:30過ぎに到着
待ち時間5分程度で、テラス席に案内されました。店内も満席、テラスも満席、ほとんどの方が《はらくっつい宮城食堂》のメニューをオーダーしていました。キビキビとしたフロアの方もいい感じで、パスタの出来上がるのを待っていました。漢方豚のラグーがパスタによくからみ、雪菜もシャキシャキしててとても美味しかったです。そしてときおり、ゆずの香りが爽やか。

テーブルに置いてあるパンフレットには、
家庭でも再現できるようにレシピも紹介されています
ラグーはセージとローズマリーを加えてブロードで煮込んでいるんですね。だから、パスタとからむおいしいソースになっているんですね。なぁ～るほど、参考になるなぁ。これにゆずの皮のすりおろしを加えうから、独特の風味がでるんですね。

1週目は2/20-2/26、2週目は2/27-3/4
来週は調布に行くので途中で寄れそうだったら「宮城県産マーブルポークを使ったまっ黒な酢豚」を食べてみたいです。プレス発表で試食できなかっら、トマトのスープがどうしても気になっていますので...。

余談ですが、脇に座っていた典型的な丸の内のOLさんの会話に笑ってしまいました

「ちょっとアノ人、【美容対効果】あり？」
「ナイナイ」

うまいこというなぁ…でも、同姓にはキビシイんですね...。
こんど気を付けて使ってみようっと。


■食育丸の内
http://shokumaru.jp/chefslunch/20120119_1.html 

SNSD VITA500 ARコード付きバージョンがとうとう入手！ ARコードだけではなくジャケット、瓶形状も大幅に変更 こういうのはいっぺんに揃わなくてもホントうれしいものなんです！

新大久保でも入手不可能なSNSDジャケットVITA500
ちょっとティパニに似ている方に色々とお世話になってます（ホント、ありがとうございます）。よく分からないのですが、店頭にバラバラで売っているわけではなく、ケース単位での販売。中が誰の分かは開けてみないと分からないようになっているのではないかと想像しています。まぁ、特定のメンバーのだけ売れても（売れ残っても）メーカーとしても困るんでしょうね。

というわけで、今回はユナ、ユリ、ソヒョンの三人。ファンとしてはこれでも十分すぎるほど満足。徐々に揃っていくのも楽しみなんですから。

ARコードに加えて、瓶が背が高くなって、ロゴの色が変更
味は同じです（当たり前か）。早速、三人のARコードを試して、ニンマリ。『THE BOYS』のアルバムの中で、タイトル以外で好きな曲「Vitamin」を改めてこうしてみるのも、なんかうれしいです。

日本でもARコードを使ったプロモーションが広がればいいと、社内で何度かデモをしているんですが、あまり反応がなくがっかり。そんなことしていると、置いていかれるんだから、もぉ！

ARコードについては、以前のBLOGを参考にしてネ。
また、どうしてもなら、右のコード表を拡大（クリックして）も同じことができますよ。
http://borinquen.typepad.jp/blog/2011/09/vita500_arapp.html

꿀 생강차 HONEY GINGER TEA ちょっと病みつきになりそうな不思議な味

いつもお世話になっている方にいただいたジンジャー・ティー
私の好きな生姜、はちみつ。生姜は薬味として和食、中華にも必ず登場。月並みですが、しょうが焼きも大好きです。夏になるとみょうがと共にかかせません。初鰹にみょうが・生姜をのせて大葉でくるんで食べると、ホント美味しいんだからぁ。一方、はちみつは朝の定番になっているヨーグルト（季節のフルーツを組み合わせて）にかけてます。このジンジャー・ティーはFacebookでも紹介されていたので、いつかは新大久保あたりでと考えていましたが、思いがけずいただいてうれしさも百倍。

・朝のヨーグルトに
・通勤前に一口お茶にして
・会社に着いたらお茶にして
・ランチの後のデザート（朝のヨーグルトとほぼ同じ）に
・帰宅後一口
・寝る前に一口
・余ったら冷蔵庫で冷しておきます

なんか、えらいお気に入りなんです
生姜の辛さをはちみつでマイルドにして決してくどくないさっぱり加減。こういうところにも韓国美人の秘訣もあるのでしょうか？温かくても冷たくしてもよし。ほんのり体の中から暖まってきます。会社には小分けして冷蔵庫に入れてます。そして、午後の一息は「VITA500」。TVはサッカーも見ずに、録画したKBS「君は僕の運命」（SNSDのユナがヒロイン）。見るものも、聴くものも、飲むものも韓国色が濃くなってきちゃってます。

佐藤しのぶと森英恵「手で創る」 たとえ何もなくなっても、歌うことはできます。誰がいなくても、自分の心に歌をもつことはできます...

幸せって、自分が幸せに感じることは、自分の周りの人が笑顔の時ではないかと…
佐藤しのぶさんの、その言葉を聴いた時、こころのわだかまりが解き放されていくように、深遠な湖に波紋が広がるように、心静かにかみしめていました。ああ、なんて素敵な言葉を自然に語りかけてくれるのだろうかと感動してしまいました。

先生と共通しているな、と思ったこと。
先生はその小さな手でひと針ひと針で洋服をお作りになること。
私もこの大きな体で体を楽器として歌うこと。

たとえ何もなくなっても、歌うことはできます。
誰がいなくても、自分の心に歌をもつことはできます。
どんなときでも、私は歌の素晴らしさというものは、ほんとうにこのことだと思います。

とっても寂しいとき、とても辛いとき、
でも、なにかしらそれぞれに心の中に歌を持っていると思います。

何もなくなっても、何か美しいものを創りたい。
そういう心は残っているものだと思います。

思わぬ素晴らしい言葉のプレゼントとピアノのコードワーク
森島英子さんのピアノもとても良くて、クラシックやジャズを超えた素晴らしさに心震えました。キース・ジャレットを思い浮かべそうな、独特のコードワークがとても素晴らしかったです。素敵な衣装の生地を作った二宮柊子さんは、現在一ノ関にお住まいなのでお盆に帰ったときに足を延ばしてみようと思ってます。

■特別トーク 佐藤しのぶと森英恵「手で創る」
・日時：2012/2/20 13:30-15:00
・会場：ホテルオークラ東京 別館2階「オーチャードルーム」
・主催：森英恵ファッション文化財団、佐藤しのぶアートガーデン
・協賛：ホテルオークラ東京
・協力：二宮柊子（染色作家、岩手在住）、森島英子（ピアノ）

illyの昼下がり 意外と近所の店って行っていませんが居心地が良くて5時間もマダム達と長い会話、そして、謎の煙突の正体は...

午前中の約束が15:00まで…
数回しか行ったことがない近所のilly。そういえば、BLOGにコメントいただいた方が大学の先輩だったと分かり、音楽好きなふたりが、では会いましょうとしたミニオフ会以来でした。

集まるマダム達とのちょうど中間地点で選ばれたカフェは、ことのほか居心地がよくて、ついついランチも含めて長時間。ちょうどいい広さや手頃なメニュー。なによりも、フロアの節度ある接し方やおいしいコーヒーがいいですね。オヤジ度プンプンのドトールや騒がしいファミレスにはない雰囲気もいいですね。うん、これからちょこちょこ訪ねてみよう。

翌日もまた昼下がりの会話が続く
ちょっとMacの件もあって、海の眺めが素晴らしい部屋へ。
いつ来ても居心地がいいので長居してしまいそうですが、今回は短めに。撮ったばかりのきれいな花が画面に出ていて、こうやって迎えられると、うん、うれしいですネ。処理をしている間に、海を見ていましたが、あの煙突三兄弟がモクモクと煙をはいてました。フフフ、ここにあったのね。Facebookにも書いたけど、明海橋から小さく見えたのが、こんなに大きく見えるとは。ちょっとうれしくなってしまいました。

そうそう、おいしいカンパーニュをいただいたので、お寿司の予定を若鶏のローマ風煮にしちゃいました(^_^)

フレッシュビーンのラグー 春が近づくと野菜が美味しく身近に感じられてちょっとウキウキ それぞれの食感を楽しみたいですね

ああ、野菜がいっぱい食べたい...と思った時には
スーパーというよりも駅ビル内の八百屋さんも、春が近づくと活気に溢れているようにも思えてきますから、あら不思議。北日本や北海道はこんなのんきなことは言っていられないのですが、今季5回目の寒気が訪れてきても、もう春はすぐそこに。

①豆類を下ごしらえ（そらまめ、グリンピース、モロッコインゲン、スナップエンドウ、芽キャベツ）
②軽く時間差で茹でる
③バター20gを香りが出るまで火を通したら①をフライパンへ入れて混ぜながら塩コショウ
④まんべんなく火が回ったらお皿に盛り付け
⑤パルメザンの大きく砕いたのをトッピングして完成

これは、銀座のマルティ・グラのレシピなんですが、決まって今頃になると無性に食べたくなってしまいます。豆ごとに食感が違うので、少しずつ食べるのもよし、複数混ぜて食べるのもよし。パルメザンのコクと塩加減も楽しみたいので、フライパンの中ではお塩は控えめに。

FINEPIX X-Pro1 / X-S1 いい写真を撮るためにはたくさん撮って、その中からいいのを選ぶことを繰り返すことがどんなスペックよりも大事、とカメラの師匠も言っている...

多くの方がカメラを選んで、レンズを選んで、設定を選んで...
ふ～、それだけで写真を撮る前に終わってしまうのではないか、と
クルマが買えるほど高価だったニコンのF1からの写真の世界に踏み込んでいた師匠の言葉は重いです。羨ましいほどのこだわりは経験を積んだ理念に裏付けされていて、ホントためになります。ちょっとかじった人が、カメラやレンズの選択とカメラ自体の設定のバランスを取るのが非常に難しいのでは、と。ああ！と思った瞬間にカメラを向けることが大事で、そういう思いは必ず写真にも投影されている。そういった意味では、1枚目がベストショットになることが多い。ぼんやりと思い続けていることが理論付けされていくようで、胸のつかえが取れていくようです。

そういった意味では、今のFINEPIX HS10の後は、X-S1はぴったりだよと太鼓判
故障気味の初代GRDの代わりのHS10。詳しいことが分かるまで三ヶ月の試行錯誤。GRのレンズのような写真が撮れるまで時間がかかりましたが、ファインダーと300mmの望遠は、GRにない魅力満載。ここ1年の写真はほとんどHS10から生まれたものです。FUJIは琴線に触れてくるXシリーズを次々とリリースしてくるので気になり、今月発売のX-Pro1に夢中でしたが、X-S1も気になりますね。マクロ1cmから望遠264mmまで、使い方はHS10とほぼ一緒なので違和感もない。X-Pro1はレンズ交換タイプですが、望遠レンズが出てきたらどうなるだろうかと、今からワクワク。まぁ、市場的にはニコンの新製品で持ちきりでしょうが、個人的にはこちらの方を追いかけてみたいですね。

■X-Pro1
http://fujifilm-x.com/x-pro1/ja/index.html

■X-S1
http://fujifilm-x.com/x-s1/ja/ 

田舎育ちなのできんぴらが妙に好き 季節外れの仙台風お雑煮は見事に味を再現 ほんのちょっとしたさじ加減なんですね...

きんぴら、肉じゃがはやっぱり家庭料理に欠かせない...
ワインに合う料理を作り続けているのが毎日、というワケではなく、定番中の定番も食べたくなるのも本音です。おふくろの味的な料理って遠い記憶や思い入れが強いので、ああこれだなぁと感じるのが難しい料理ではないかと、つくづく思います。インターネットも勿論存在しない時代に始まったばかりのカラーテレビを見ながら、当たり前のように食べていた夕食は、今考えるととても贅沢なものに思えてなりません。

うん、ちょっとした醤油加減や塩加減の違いもそれぞれの家族の小さな歴史
シンプルで手早い料理に込められた思いって再現するのがとても難しくて、ましてお総菜屋さんでは味が濃すぎてNGが多い。今回のきんぴらはママボリンケンの手際の良さもあり、とても美味しくできました。そして、季節外れの仙台風お雑煮は見事な再現。体に良くっておいしい料理を作り続けることは、ホント大事だなぁ…とつくづく思います。

日曜日の夜遅く池袋にいるということが何故か不思議な感触 杉本麻衣子さんの歌に思わず立ち止まって 充電式のアンプがあることも知る

 
朝からさいたま市（大宮という呼び方の方がしっくりします）に出かけ
帰りの電車で知人の奥さんに出会い、池袋へ
私の写真の師匠に一年ぶりに再会。東北地方太平洋地震もありなかなかお会いできませんでしたが、積もる話もたくさんありずぅっと話し込んでしまいました。写真に限らず知識が豊富な話を聞いているだけでためになります。そして、帰りの電車の車中で、なんと知人の奥さんとばったり。数年ぶりだったので1時間という約束で池袋でお茶してました。池袋も数年ぶり、しかも日曜日の20:00過ぎ。学生時代には文芸座によく通ってたり、WAVEにもよく通っていましたが、ここ20年ぐらいはほんと無縁な場所。池袋に急に来て東も西もよく分からない空間に放り出されたようで、なんだか不思議な感触でフワフワしてました。

駅で別れたときに、何故か気になるエレピの音が慌しい街に
近づいていくと、アンプにiPhoneと小さなキーボードを接続した男性一人をバックに歌う女性。ドンカマに合わせて演奏するキーボードの独特なグルーブ感と含むようにメロディーを乗せていく歌声と若いヒト特有のキラキラ感に、思わず最後まで聴き入ってしまいました。う～ん、ちょっと話がしたくなって曲が終わってから少し会話。ストリートデビューは昨年の10月からのようで自主制作CDもあったり音楽配信もしている。こんなところにもイマっぽいところがあっていいですね。

どんな状況なのか短い話では分かりませんでしたが、才能の「TUBOMI」が《希望という服を着て春を待っている@nosimaru》ような感触を受けてしまいました。今度どこで再会できるかどうか分かりませんが、今度はじっくり聴いてみたくなってます。

バックの男性にアンプのこと訊いてみたら
黄色のかわいいアンプは充電式アンプだそうです。フル充電で2時間ほど使えるので実用的です、と。色々調べてみるとメーカーは「CRATE クレイと」で25,000円前後で15W。50Wの方もあるのでこちらの方が実用的かと思いますが、シンプルなバックならこちらでもいいような気もします。リズムはiPhoneから、キーボードは実際に演奏。ミディアムスローなグルーブはちょっとファンキーなキーボードから生まれたんだなぁ、と妙に納得。

YouTubeにも自作の曲がUPされてますが、池袋で聴いた「ツイッター」はまだのようです。是非、UPして欲しいですね（自主制作CDを買ってくればよかったと後悔）。『れ・も・ん☆パン』もいい曲です。

■杉本麻衣子BLOG 笑*今をいきる麻衣子の生活*神
http://ameblo.jp/yukimi0523/

ふっくらとしたハンバーグのコツは弱火でじっくりと、お肉以外の具を事前にまぜておくことだったんだぁ 身近な材料で作る家庭料理の奥の深さを改めて知りました

ナイフを入れると肉汁がジュワーっと
豚肉、牛肉、炒めた玉ねぎ、パン粉、牛乳、玉子をボールに入れてかき混ぜてこねる。焼き色が付いたらひっくり返してオーブンへ。朝日新聞からの『ていねいなおかず』というレシピ本を改めて読んでみると・お肉以外の具は事前によく混ぜておく（炒めた玉ねぎの中に入れる）・炒めるときはじっくりと弱火でいままでのやり方をひっくり返すようなことが書いてありました。片面に焼き色が付いたらひっくり返してフタをして蒸し焼きにしてみましたが、ああなんとふっくらとやわらかいハンバーグが完成。ジュワ～っとした肉汁も出てきます。

これを、ピタパンの中に（ハンバーグ、さらし玉ねぎ、クレソン、バジル、自家製トマトソース）挟むと、いや～これが美味いんです。やはる気持ちを抑えないで欲張って詰めすぎるとピタパンが爆発しますので注意。茄子の季節になったらナスのペーストを入れるとトルコ料理風にもなります。

つけ合わせはジャガイモとさつまいもの素揚げ
ちょっと千倉のSand Café風に素揚げしたおイモがよく合います。 

そう、どこでも手に入る材料で作る家庭料理って、実は奥が深いんだなぁ...と実感。

そうだ、折角浦安に住んでいるんだから秀寿司に行きたくなってきたぞ…カウンターに座っても肩のこらないところがいいですね

日常のちょっとした贅沢ならお寿司屋さんのカウンターであれこれと注文
でも、お客のこちらが気を使うのならいやなんです。ありがたく寿司をつまむなんて、考えただけでうんざり。ああ、今夜はお寿司が食べたいなぁと思い立った時に、がらがらと戸を開けたらそっと迎えてくれる。そんな雰囲気が大事です。そして、オヤジから短くもためになる話を聞き出す。あまり饒舌ではいけません。地元浦安らしい、江戸前の穴子、青柳あたりをなにげなく頼んでみたい。

秀寿司に最後に行ったのが二年前の春先でしたが、急に思い出して（BLOGに何故かUPしていなかった）、ちょっと行きたくなってざわざわ。つまみでもにぎりでも頼んでしまった穴子の季節になったらそっと行ってみたいです。因みに作家の山口瞳さんが生前通っていたそうです。

■秀寿司
浦安市猫実4-11-18（浦安小学校裏）
047-351-0650
17時～22時 月曜休み

 

『人生モグラたたき』（著:池田暁子） 週刊文春連載中のコラムが待望の単行本化 あるあるそんなこと、へぇ～そうなんだよの連発

 

ママボリンケンが買ってくる週刊文春で楽しみにしているのは小林信彦さんと池田暁子さんのコラム
人付き合いがいいようで悪い私。誰にでも分かりやすい自分と誰にも分からない自分。おそらくどんな人もそんな面あるのではないかな。この二つが重なる部分に、ヒトとヒト（ヒトとモノゴト）をつなげていく面（イトナミ）のようなものがあるのではないか、とも考えてます。この二人の連載を読んでいると特にそう思い、切抜きを欠かしたことがありません。TVやある意味ではソーシャルのタイムラインはその場限りのことが多く、面にしにくい部分はBLOGでとかの方があっていることも最近気が付き始めてます。

待望の単行本化でまとめて読むよろこび
池田暁子さんは私と一回りくらい違うので、見たもの好きなものの違いは微妙にありますが、ああそうだったの！ああそうなのそうなの！へぇ～そうだったのの連発。自分自身を客観的な立場に置きながら冷静に見つめている視線も、とかくおちゃらけだけや真面目すぎて息苦しくなるようなモノにならない確かさはどこからくるのかいつも考えています。風土に合わない尖った個人主義と上昇志向、田んぼ社会から出られない気（心）の持ちようとも違うクールネスと温かみ。読み終わった（見終わった）後に、身近でおいしいものを食べ終わったような心地よさもこの辺からくるものなのでしょうね。

ここの主人公（多くは池田暁子さん）って、なんか身近なヒトと同じ雰囲気をもっていて（誤解かもしれませんが）、是非読んで欲しいなぁ...と、ニヤニヤしてます。

■池田暁子さんのホームページ
http://www.ikekyo.com/