Casa de Borinquen

秋の味覚はキノコから キノコのデュクセルでコクと深みのある香りを楽しむ

キノコのデュクセルを作っておくと色々楽しめます
まずは、デュクセルの作り方を。クイジナートを入手した時にプレゼントされた「フードプロセッサーしてみませんか」を参考にしています。

①シイタケ、玉ねぎとにんにくをクイジナートで細かくする
②鍋にバターを入れ①を加えて弱火で水分を飛ばすように20分ほどじっくり炒める
③塩こしょうで味をととのえる（塩加減は控えめに）

我が家の定番の鶏もも肉ソテー キノコデュクセルソース

①鶏もも肉に塩コショウで下味を付けて皮がパリパリになるまで炒める
②①にデュクセルを載せて180℃のオーブンでじっくりと火を通す
③この間に、エリンギとほうれん草をバターで炒める
④ほうれん草とエリンギをしいた上に③を載せる
⑤醤油、バルサミコ、オリーブオイルを混ぜたソースを皿の周辺にかける

鶏の皮のさっくりとした歯ごたえと鶏肉の柔らかい食感。加えてデュクセルとの調和。美味しいんだなぁ...。淡白なエリンギとほうれん草はソースを絡ませると、一段と風味を増します。出来たら、全てを一緒に食べると更に多重な味わいを楽しめます。

ビーフシチューにコクと深みを出すデュクセル
セロリ、玉ねぎ、ニンジンをオリーブオイルでじっくりいため、トマトを加えて煮込みます。材料がとけてとろみが出たらクイジナートでソースを粉砕。これに、じっくりと表面に焼き色を付けた牛もも肉の塊を入れて、数時間弱火で煮込みます。野菜の甘みと肉のエキスが十分に出た状態で美味しいのですが、これにデュクセルを入れるとコクと深みが増します。付け合せはフィットチーネ（茹でた後に軽くオリーブオイルをあえる）とキタアカリのマッシュポテト。

う〜ん、秋も深まると、こうした夕ご飯がうれしいですね。
こういう、しつこくて時間のかかる調理はママボリンケンが好きなんですネ(^_^) 

続、海辺のライブラリー 出会えたのは雲や風だけではなく睫毛がとてもかわいいイケメンのワンコ

フト振り返ると静かな佇まいのワンコと目が合ってしまいました
暮れかかる淡い日差しを受けて、飼い主さんに寄り添っているワンコ。何度かカメラを向けましたが、そわそわ。飼い主さんに「ほら」とか言われてちょっとおすまし。表情とか睫毛（まちゅげ）がとぉ〜〜ても（Sunny）かわいいですネ。アンジーママは「飼い主さんにかわいがられているワンコと良く分かる」そうです。コーギーとのミックスかも、とも。

後ろで読書中の人、海辺のライブラリーのお客さんだったのかな...。
暮れるまでずぅっと読書をしていました。

Here Comes The Moon 三番瀬に浮かぶ中秋の名月は六年ぶりの満月

満月に誘われて三番瀬でしばらく佇んでいました
誰もいないひっそりとした三番瀬。コンクリートの塀はたやすく乗り越えられましたので岸辺まで出てみました。月が昇りきる前の時間帯、海に反射した月の道は言葉に出来ないほどとても幻想的で、しばらく見入ってました。

昨夜は透明な月光が部屋の中まで差し込んでいました
海に映りこんだ光も、部屋に忍び込んだ光も、街を包み込んでいる光も、月の明かりは何故か透明に見えて色んなモノゴトを素通ししてしまうのではないかといつも考えてます。月あかりの前では、小さなともしびはあまり効果がない...ここから、立派なものに直接比較されると引き立たないもの、のたとえが「月の前の灯」になるんだそうです。

月が高くなる前に三番瀬に行きたく、大急ぎで帰宅、転げるように自転車で三番瀬。真っ暗な道は危険がいっぱいでしたが、着いてみるととても静かな場所でした。何故か、ジョージ・ハリスンの「Here Comes The Moon」を聴きたくなってしまいました。（７年前に月光のこと書いていましたが、あいかわずだなぁ...）

東北地方太平洋沖地震 海辺のライブラリーでそっと勧めていただいた本

人間の死というものは残ったものに大きなものを与えます
特に親しい人の死はどこか自分の力が足らずに死なせてしまった悔やんでる人は多いはずです。私もずっとその気持ちは消えません。それに親しい人の死は思わぬ時によみがえって人を狼狽させます。死んでしまっているのだから片づいてもよさそうですが、死ですら片づかないのですから困ったものです。

親しい方を亡くされて戸惑っている方は多いでしょう。私の経験では。時間が解決してくれます。だから、生き続ける。そうすれば亡くなった人の笑顔を見る時が必ずきます。

休日出勤して帰ると、玄関先で真っ赤な夕日に浮かぶ黒い富士山が見えました。半年経過して、色々な物事が何に変わっていくのか、じっくり考えてみたいと思いました。

※「大人の流儀」 伊集院静 から引用しました

海辺のライブラリー#4 ステキな午後に、やっぱりここに来ると誰かと出会うってホントだった

真っ青な空に浮かぶ雲、爽やかな潮風
海辺のライブラリーの4回目は、ボサノバと共に
あまり時間が取れなくて途中から参加しましたが、ちょうどいいタイミングでライブが始まりました。ちゃんとステージも設営されていよいよ本格的な海辺のライブラリー。音楽につられて訪れる人もあれば、なにか冷たいものを探して訪れる人もいれば、本を読みたい人も。おのおのが「ゆるやかな関係」を大事にしているような佇まい。 

 

まさか「カーニヴァルの朝（黒いオルフェ）」が聴けるなんて
サウダージ溢れる映画「黒いオルフェ」はずいぶん前にBLOGでも紹介しましたが、年に何回は見返している数少ない映画です。暮れ始めた光の中で風のように流れるサウンドはとても心地よかったです。

もしかして、ボリンケンさん？
...と声をかけられたのが、BLOGを何年も見ていただいた方でした。ああ、やっぱり、ここに来ると誰かと出会うことが出来るんですね。もう、すっかり夢中になって日が沈んで暮れて暗くなっても話し続けてしまいました。うん、気にしている『Smile』の貴重なお話しも聞けてスゴイ嬉しかったです(^_^)今度、勇気を出してBLOGにコメントください...。また、前々回の海辺のライブラリーで知り合った方ともBLOGの展開の話を出来たし、前回知り合った方とはPENTAXのカメラについて色々参考になる話（広角レンズ）も出来ました。

会場を設営〜運用されたみなさん、色々ありがとうございました。
たくさん写真を撮ったのでこちらへUPしました。
http://gallery.mac.com/borinquen#100190&bgcolor=black&view=mosaic&sel=0 

SNSD Girls' Generation Sooyoung's Message to S♡NE

 

 

スヨンからのメッセージ
溢れる想いに涙... 

元気そうで良かった(^_^) 

 

KARA STEP 鍛えたニコルの背中、ハラの指さし、そして目映い笑顔にヘビーローテーション

もううれしくなっちゃって色んな人に見てもらってます
ちょっと困ったヒト状態ですが…普通で見るのに飽きたらずスローにしたり、コマ落としで見たり。運動が得意でないギュリの意外にも激しい動きに気が付いたり、ニコルの背中の筋肉に驚いたり、ハジケテいるハラににんまりしたり、よぉ〜く見ると各シングルのタイトルがあちこちに。日経エンターテイメントの10月号（K-POP&韓流全ガイド）を立ち読みしていたら、まず見た人が気にかかるポイントは「顔」「ダンス」「楽曲」だそうです。「STEP」にはKARAの魅了の全てが詰まっていて息苦しくなるほどですが、個人的には、どんな部分でもはっきりと分かるギュリの声がこの曲のポイントではないかと思っています。

KARA STEP もしかして最高傑作 小刻みな腰のくねりはキューバ人を越えたか？

 

Jumpingのあとの（から）騒動、そしてSTEPに込めた祈り
韓国で10ヶ月振りのリリース、満を持してのカムバック。弾ける笑顔、ど派手な衣装とメイク、シングルのタイトルが背景にちらちら、Sweettune渾身のプロデュース、クネル腰、ニコルのラップ、広げた足が床をスライドさせながら閉じる（左右）、キャラに合わせて微妙に違うステップ、癖になるギュリの声、男っぽいハラ、スンヨンの微笑み、楽しそうなジオン、シャープなニコル…。

わずか3:20の中にKARAの全てを凝縮したかのようなMV
部屋にいても歩いていても電車の中でも見続けています。新木場のイベントで最前列で絶叫〜握手会三往復からもう一年以上経過、その間に衝撃的な日本デビュー〜解散騒動〜東日本大震災〜URAKARA〜ジェットコースターラブ〜GO GOサマー！。目まぐるしくも息苦しい一年を乗り越えてカムバック。これほどまでにキメテくるとは想像できませんでした。

Step it up step it up 再始動ね
もっとテンポを上げて
追い越していくわ
Just step it up step it up
みんなこれ見よがしに
大きくボリューム上げて
baby my bebe

歌詞のように大きな画面と大音響で！
我が家ではYouTubeを1080pでクリッピングしてiPhone 4へ。そして、iPhone 4〜Apple TV経由で46インチでヘビーローテーション中。もっと気になる人はYouTubeの「KARA ch live OnAir」を。メイキングもふんだんに入って見応え十分です。

  

自分のBLOGでKARAのカテゴリーを再読してますが、ホント色々あった一年だったんだね。
単独コンサートやって欲しいです！

※歌詞は【WE LOVE K-POP】から引用させていただきました。ありがとうございます。
http://kajuel.blog89.fc2.com/blog-entry-80.html

澄み切った青い空の下 修学旅行の生徒たちの笑顔に囲まれて

秋晴れが続いて爽やかな風につられて空をぼんやり眺めていると
観光バスから降りてきたのが修学旅行の中学生。長旅で疲れたのかぼ〜っとしている子もいたけど、バスの狭い座席から開放されてゆっくり背を伸ばしたり、友達同士ワイワイガヤガヤ。どこから来たの？と訊いてみると「岩手県北上市」と。場所は叔父さんのいる一ノ関の北。一ノ関も今回の地震（四月の方がひどかった）で相当の被害があったので、北上も大変だった思う。水族館を見た後に、明日はディズニーらしく、もう楽しそうな笑顔がとても印象的でした。

いっぱい楽しんで帰って欲しいなぁ...。

澄み切った空に浮かぶ鰯雲、祭り囃子 そばに秋が来ているということ

街中に住み都会で仕事をしていると気づきにくい季節の変わり目
鰯雲は鰯が群れているように見えるから付けられた名前。鰯の群れを見たことはないのですが、なんとなくその情景が浮かぶような。この雲を見ると、ああ今年も秋がやってきたな…としみじみ空を見上げてしまいます。

ぴ〜ひゃらぴ〜ひゃら…笛の音
日曜日に東京ドームへいくために通り過ぎただけでしたが、今年で11回目の新浦安祭。大道芸人のお兄さんも去年と同じくすぐり、こういうのを聞いていると和んできますね。人と人がゆるやかにつながっていくには時間がかかりそうですけど、なんか何かのお手伝いでもできれば、と。

iPhone 4での空の写真は、空の色が濃いめになりがちですね。いい時もあるけど、昨日の鰯雲の空は真っ青な空でした...。

SMTOWN LIVE in TOKYO SPECIAL EDITION ついSuper Juniorに一目ぼれ、そしてクリステルにもドキドキ、でやっぱりティパニのプリバコ〜〜〜ン

SNSD目当てで出かけましたが、もうすっかり男性グループに魅了され
SNSDはスヨンが病欠で、スヨンの分まで頑張るとけなげなコメントも伝わってきました。私は、グループ単位で順番に登場するのかとのんびりと構えていましたが、グループでの登場と他のグループとの組み合わせで登場とバリエーション豊かでした。こうしないと全体で4時間半近い長丁場を乗り切れなかったのでしょうけど、SMの底の厚さをまじまじと感じました。1日5万人、3日で15万人という巨大な動員数の会場ではSNSDやf[x]のようなガールグループは分が悪かったようにも感じました。

 

男性グループの人気の凄まじさも実感
全くといっていいほどの予備知識なしのぶっつけ状態で観戦しましたが、いや〜もう魅了されました
SHINeeはPVにユナが出ているのを1回見て、SNSDのコンサートでチケットが手に入って浮かれているVTRを見ただけの存在。歌って踊って引きつける力の凄さを感じました。ほど良い甘さも魅力的ですね。そして、胸をドンと突かれてしまったのがSuper Junior。SHINeeよりも先輩格なのかな。ちょっと悪っぽくて男臭いけど爽やかな汗の匂いも感じることのできそうな連中。クールな中に漂うやさしい眼差し。ビートが重くても歌声はあくまでも透明感溢れている。巨大液晶画面に映し出される姿に、黄色い歓声の女の子ちゃん達と一緒に、一喜一憂してしまいました。なんかもっともっとよく知りたくなってしまうグループですね。キュヒョン、イェソン、いいんだなぁ…惚れてしまいました。

もうカリスマ的な存在の東方神起は圧巻登場の規模や会場の揺れもケタ違いの二人
私の知っているのは5人組時代のデビュー曲だけ。爽やかなコーラスワークと時折挿入されるHipHop感覚。今や、メガが付くほどの存在感。それでも、時折見せるやんちゃなチャンミンを生で体験すると虜になってしまう気持ちも痛いほど分かります。隣にいたちょっと年配の女性二人組は、登場した瞬間に泣き出してしまったほどですから。ハードでエッジの効いた曲よりも、ミディアムテンポで歌い上げる曲の方が私は好きでした。どこかしらにセンティミエントも散りばめられてアジア人の琴線に触れる何かを持っているんですね。

 

個人的には、ワイルドなティパニをもう一回見ることができたこと、ジェシカとクリスタルのデュエットが見られたこと、f[x]の良さを再認識できたこと（個人的にはクリステルに惹かれますが、会場では異常に盛り上がっていたボーイッシュなアンバーも気になります）、やっぱり奈落からせり上がってくるSNSDの「GINIE」そしてラップをはさんでティパニの「トウキョウ（ドーム）プリバコ〜〜〜ン」、やっぱりこれなんだよな...（衣装の中が黒でちょっとセクシー）

そういえば、開演前にコンサートは収録されます、とアナウンスがありました。どんな形でリリースされるか楽しみです。Facebookでは小出しに各出演者のライブがUPされているので期待し出来そうです。

小薇 噂の焼き小籠包 追いかけてくる味のハーモニーに一瞬無言、そして美味しいと何度も叫んでしまいました！

小籠包を焼いたらどうなるんだろう…と考えていましたがようやくの出会い
焼き上がった熱々の小籠包を目の前にしてワオ〜、思わずこぼれる笑み
まずは、黒酢を少し付けて頭の部分に小さな穴をあけてチューチュー。う〜ん、肉汁に特製の煮こごり（豚の皮を数時間かけて作った）が口の中に嵐のように広がります。まず、ここで無言。

そして、がぶっと。小薇の餃子や小籠包って皮が美味しいんですね、実は
天然イースト菌で作った皮はほんのりと甘く、焼き色の付いた部分は香ばしく、二種類の味を楽しめます。肉を噛みしめると、おやっ？、違う味わいが。もしかして、エビ？と質問するとその答えを教えてもらう前にエビの香りが最後に追いかけてきました。

わずか直径2.5cmの中の小宇宙。
まいったなぁ、美味すぎで言葉を失ってしまいました。

PPサラダの爽やかで繊細な辛さもステキだ
ピーマンとピータンの組み合わせでPP、いい名前。ピーマンというよりも青唐辛子のような、エスニックらしさはパクチーのせいか。ピリピリっとした舌をこってりとしたピータンが鎮めてくれる。うん、すごい組み合わせ。隠し味にナンプラーが味を締めてます。

秋といえば栗、栗と豚の組み合わせ
長い時間をかけてゆっくりと煮込まれた豚肉は、もうとろとろ。栗がどのような作用をしているのか、うっかり聞きそびれてしまいましたが、とにかく美味しい（何度目の美味しいか？）。濃厚な味はトスカーナのサンジョベーゼにぴったりです。前菜には、取れたての新鮮なアワビの刺身と臓。そして、台湾のカラスミ。キリリと冷やした白ワインが進みますねぇ。

いや〜、こんなに美味しいものばかりいただいて感謝です。というのは、iMacのメールが不調で見に来て下さいと連絡。メニューを聞いたら断れなく（停まらなく）なってしまったというワケです。それにしても、焼き小籠包の追いかけてくる味のハーモニー。ひだの方を下にして焼くのがポイントなのかな？小薇のお料理だけは我が家でどうしても再現できないんです、いや、ホント。 

編綴、畳紙 いまだに初めて知る言葉や漢字ってあるんですね（国語力のなさを暴露？）

先月からお役所関連の仕様書を色々解読していますが
知らない言葉によく出会います
まずは、仕様書にある「編綴（へんてつ）」という言葉。その意味は、

①文章などをまとめつづること
②とじること、とじあわせること

紙を発明して文字を書き、書かれた紙をまとめて製本して...という歴史は人類が脈々と続けていた行為だったんですね。気になり、「本の構造と各部名称-構成/規格/呼び方/仕組み」を説明しているサイトを見つけましたが、本の部品それぞれに名前が付いているんですね。実に興味深い内容です。「本当は本の装丁デザインをしたかったんです」という話を、フト思い出してしまいました...。

先々週の週末に本棚〜CD棚を整理しましたが、本を手にするってどこか安らぎを覚えます。整理しているつもりが、つい読んでしまいとまらなくなってしまいます。そして、順番に並び替えたり別の場所に移動したり。楽しいんだなぁ...。

そして、畳紙（たとうがみ）
結髪の道具や衣類などを包むための紙のこと

単にたとう、タトウなどとも呼ばれる。 また、詩歌の詠草（草稿）や鼻紙などとして使う、畳んで懐に入れる紙（懐紙）を指すこともある

商品の案内書や企画書（設計書）などをA3を二つ折りにしたフォルダに入れるのですが、このフォルダのことをタトウと読んでいます。よく仕事で使っている個別フォルダーのようなものです。外資系の会社なんだからフォルダーと言ってくれればいいのですが、タトウ＝畳っていうんですね、ちょっと不思議。

くるみ綴じの本当の意味をようやく知ることができました
厚さ40mm程度の書類を製本する機材を朝から調べてました製本機といえども、業務用のヘビー･デューティ仕様のものから卓上型まであり、いささかディープな世界が待っています。製本方法は、大きく分けて①中綴じと②くるみ綴じ。中綴じは週刊誌のように、本を開いた状態の紙を重ね、中央部分に沿って針金（ステッチ）にて止める方法。問題の、くるみ綴じですが、私はいままで表紙などが胡桃のような肌触りなので「くるみ」と思っていました。本当は、本文を表紙で綴じる部分（背中）を製本用糊で固めながら接着する製本方法。本体を表紙〜裏表紙が一体となった紙でくるむので「くるみ」になっている。いや〜、自分の無知をさらけ出すようで恥ずかしいです...。

厚さ20mm程度なら数千円で製本機が購入できてしまうことも知りました。しかも挟む表紙部分の背中（ちょうど本体とあたる）の内側に特殊なノリが付いていて、製本機で暖めながら溶かして接着する方法になっています。これなら、部屋に散乱している色々な資料（雑誌や本のコピー）も、製本化すれば整理がつくのではないかと考えています。まぁ、PDF化してiPadで閲覧するのが今風なんですが、紙をめくるのも楽しみのひとつですから。

うん、いつになく地味なBLOGになってしまったけど、たまにはいいでしょ...。

初秋の夜明けは虫の声 時折最後の蝉の泣き声 空が染まっていく姿を見つめてました

ああ、やはり早起き
SNSDの出るコンサートが今日あるせいでしょうか
水を飲むために起きて、そのままMacBookPro17の前でメールチェック。明るくなってきたのでふとベランダに出てみると、夜明けの空に輝きはじめてみました。Gee…と虫の声、最後のような蝉の泣き声、ビルとビルの間に一年中吹いている風、飛行機の音…様々な音が聞こえてきます。『イレイザーヘッド』では、ノイズのようなサウンドに包まれていたことを思い出しました。（会社にもイレイザーヘッドの主人公のようなヤツいたりして...）

総天然色ウルトラQ 身近にウルトラの世界を知っている人がいたなんて、ホント驚き

社内での唯一のMacユーザーでカメラマンのYさんなんと、桜井浩子さんともお知り合い
普段はいささか空気の悪い休憩室で色々と情報交換をしているわけですが、ひょんな話からウルトラQの話で盛り上がってしまいました。勿論お互いPenの特集号を購入。永遠に色あせないデザイン処理とか、もの作りの確かさ（映像、オブジェクト、ディティール等）は、今の時代にないもの。気楽にコンピュータ処理できてしまう世の中にはないクォリティーに圧倒されます。映画に限らず、音楽も同じようなことがいえてこの時代のこともよく知っておかなくちゃいけませんね。

それにしてもキュートでかわいらしいユリちゃん（江戸川由利子）
総天然色ウルトラQの方はまだ7話までしか見ていないのですが、十代の桜井浩子さん＝ユリちゃんはとてつもなくかわいい。物怖じしないではっきりと自己主張、きりりとした天然の太目の眉毛、大きな目と鼻と口のバランス。トレードマークの帽子。ウルトラQはリアルタイムで見ていましたが、当時は怪獣のほうばかりに気が行っていたので、桜井浩子さん＝ユリちゃんの魅力に、ようやく今初めて気が付きました。まぁ、私がオボコだったせいかもしれませんネ。図書館から借りてきて今読んでいる「ウルトラマン青春記（フジ隊員の292日）」「ウルトラマン創世記」は読んでいてホント楽しく、無いものから何かを生み出す現場の息づかいも克明に伝わります。

総天然色版については賛否両論あるでしょうが、淡い着色処理された東京の街並みとかもとても興味深いです
何でも桜井浩子さんも総天然色プロジェクトに深くかかわっていたこともBlu-rayボックスの解説で知りました。怪獣も現物が残っていないワケで、現存している怪獣の目（ナメゴン＝上の写真は現物直径8cmのもの）とか当時の雑誌のグラビアとかも参考にしているそうです。そうそう、会社のYさんは『オブジェクト』の製作メンバーで、そこで桜井浩子さんと知り合ったそうです。この写真集はウルトラに関係するもの（怪獣、現存している怪獣の一部、隊員のユニフォーム、特撮で使ったミニチュア、ウルトラマンのコスチューム）をクローズアップで撮影したものです。製作の様子とか色々教えてくれますが、マニアにとっては涎ものの話しだらけです。（無断で写真を引用させていただきました）

撮影当時のロコ＝桜井浩子さんに会いたいですね。