これぞ極まる
贅沢かつ珍しい具材のスペシャルももちろん素晴らしいが、家元曰く純正と上品ががんこの基本。久し振りの純正雪にするか上品紫にするか最後の最後まで迷ったが、1ヶ月ぶりの上品紫。「正油のいい香りでしょう」とニッコリしながら家元に手渡されと、それだけで盛り上がってしまった。
キリッとしたスープに誘われるままに一口。このどこにもないシャープな味わいに、私もニッコリしてしまった。麺との調和も、チャーシューもホロホロ具合にも全く抜かりのウマさに今日も感謝でいっぱい。
青唐辛子は最後まで、カウンターに座ったときに後藤さんがミキサーで作ってました。真夏ほど辛くないので、いつもは半分位頼みますが、今日はレギューラーで頼んで調度いい辛さ。紫には初めてだったが独特の清涼感も増してウマさ倍増。
13:00閉店の札を掲げた段階で私を含め19人。すでに純正雪のスープもそこを付きそうだと家元のアナウンス。次回は出来たての純正雪を楽しみにしていよう。
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ダブル貝汁の静かな高揚感
シジミベースに灯台つぶ貝を入れたらさぞかし濃厚でえぐみの出たスープになるのだろうと思いきや、一口目で角がとれて、しかも奥行きにある静かな高揚感に心が揺らいだ。青唐辛子を少し加えるとある種の清涼感が生まれるから只事ではない旨さだ。これがあるから通い詰めてしまうんだなぁ、もぅ。
帰り際家元と色々お話しでき、改めていつもありがとうを伝えることもできた。冷たい雨も小降りになり、ゆるめの坂道を歩きながら、おいしかったなぁ…と独り言。
そのあと急転直下色々とあったが、お二人のホスピタリティに支えられ、結果いい誕生日になったと思う(´•_•`)
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貝汁の破壊力と正真正銘のラスト焦がしネギ
一口目はハマグリの甘さ、生姜の効いた悪魔肉の滋味が溶けだす中盤からは、おそらく昨日のミル貝&ツメタ貝が迫り上がる混濁した貝汁に変化し旨さ極まる。正真正銘のラスト焦がしネギの甘さと混じると無敵の味わい。あっという間に食べ終わり、ふぅっとため息。
青唐辛子〜焦がしネギが終了して次はどんな脇役が登場してくるか、ちょっと楽しみ。
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朝から悩んだが塩
まだ真っ暗な公園を自転車で通り抜けながら、100にするか、上品紫にするか、上品塩にするか。開店前の常連さんと話しててもまだ迷うばかり。悩んだ末結局直前に塩と決めた。
澱みがない清廉潔白さ
沖縄産夜光貝15個からにじみ出す上品で、澱みがない清廉潔白さとメリハリを効かせたシャープさ。思わずスープを5口、冷えた体にしみわたり、ああウマイなぁ溜息。途中で別皿で出していただいた青唐辛子を少しずつ加え味の変化も楽しめた。
これまでに夜光貝は単独で、煮干しと合わせて、味噌味などと味わってきたが、今日のように若々しいのは初めて。この感性がある限りがんこなんだなぁと再認識。
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上品紫が食べたかった
符牒はお客が使うのは粋ではないと思うが、家元が使っている=聞き取りにくいので推奨しているのであえて紫。それはともかく今日の上品は牡蠣柿+丸鶏平日スペシャル。さてどうなるのか興味津々。いつものことながらやや煽り気味のBLOGの影響もあり到着時期は階段中段。
塩が続いたため、思い出せば9/9以来の紫。今日はシャープな切れ味を奥に潜めダブルカキの奥行きと丸鶏の包み込むかのような味わいのアンサンブルが無理もなく実にウマかった。ネギの上に熱々の葱油ジャー（25年振りだとか）の視覚的音響的効果覿面で味に深みが出ていた。
家元は塩が出ると予想してたみたいだけど紫先行。そういうこともあるんだナ。そういえば、10年ぶり、25年ぶり...とか続いているけど、キャリアを総括する時期に向かっているのかなぁ...とちょっと心配しているが杞憂に終わればいいんだけど...。
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2週間ぶりのがんこで選んだのは塩
上品スープは食材のなにかに特化しないブイヨンまたはブロードのように思う。これに、個性的な上品タレ（正油、塩）を加えることに独特のキレがあって奥深いスープが出来上がる。混濁した純正や不純のベースにもなっているのでがんこの基本がここに集約されていると思う。
今や酒粕が入った雪には純正には、澄み切った奥行きを感じることがなくなり、無性に上品が食べたくなってしまうのも正直なところ。
先日の覆めん花木さんの1周年記念ラーメンがことのほかウマかったのは、澄み切ったなかに、なんのケレンもなくこれから2年目に突入する決意と情熱を感じたからだ。それから一週間はラーメンを食べる気がしなかったほどだ。
そして、2週間ぶりのがんこで選んだのは塩。澄み切って攻守整ったスープ、焦がしネギ＆青とうがらしのコンビ。三位一体化したハーモニーが心地よくていつまでも多幸感に包まう流石のウマさに酔いしれた。
ライト点灯が目印
朝食控えめで10:00前に到着。ライト点灯しているの焦がしネギあり。これで塩に決めた。その焦がしネギについて家元BLOGで↓と言及しているのでそろそろ終わりになるかもしれない。＋焦がしネギ＆青とうがらしのコンビも伝説になってしまうのだろうか...。
今迄のは焦がしちゃったネギで？
本当の焦がしネギではありません！
何せ２５年ぶりなので… ，
是非もう一度来て下さい完璧な焦がしネギを提供しています！
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初めて紫蘇風味
家元が夢で見たラーメンを連続三日間再現。これはまるで「芝浜」のようだなぁ...と思っていたら、なんと紫蘇風味塩ラーメンにズワイイガニ12kgを投入。せっかくの紫蘇風味が崩れるのではないのかと心配していたけど、ほんのりと香る紫蘇風味をズワイイガニ＆丸鶏5羽が下支えした深みのあるスープ。家元の強かさも含めてチューニングの絶妙さに悶てしまった。どこかしら麺はいつもよりやわめで私好みだったのもうれしかった。
連続三日間最終日、なにか仕掛けてくるかと思ったが、意外な展開にも感服してしまった。
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今月初、純正は2ヶ月ぶり
到着時27番目階段。一時はどうなるかと思ったが意外にもスムーズに列が進み45分で店内へ。今月初、純正は2ヶ月ぶり。開店後3時間経過のスープはたじろぐほど濃厚、100というよりも140超え。スープ単独よりも麺を絡めるとその旨さが引き立つような仕立て。こんなところにも酒粕効果が出ているのかと思うが、
個人的には酒粕のなかった頃の悪魔肉の滋味が染み出して味が徐々に変化していく仕立ての方がやっぱり好み。今は悪魔肉の旨味が生かされていないようにも感じる。これは好みの差があり、今の私の求めている味わいとの差が出てきているのかと。
土日のスペシャルは具材によっては酒粕控えめという話もあるので、貝類のスペシャルで比較してみたいな。
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カオスから始まりカオスに終わる
鮟鱇＋鮟肝を17kgも投入した赤貝不純ベースのスペシャル。鮟鱇の身からコラーゲンさ＋鮟肝のクリミーさ、このふたつがレイヤーになった奥行きのあるスープ。一口目からカオス。しかも、トッピングで鮟鱇と鮟肝のダメ押し。磁力のある悪魔肉からの滋味。行き場のない坂道を降っていくようなカオスが最後まで続いた一杯。酒粕を抑え（なくして）透明感の中に深みを出していく従来の手法のほうが個人的に好みだけれども、こういう切羽詰まった旨さもまたがんこらしいなぁ、と納得。
昨日洗車〜ホイルクリーニング。昨日からルーフを開け、爽やかな風を受けながら思うのが、今頃がRFにとってもいい季節だということ。近所のひまわりが満開で晴れがましい。
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旨さが湯気の向こうから漂ってくる
焦がしネギがあれば迷わず塩。これが最近続いて、今日は渋谷で用事を済ませてから昼直後だったから焦がしネギは終了していた。そんなワケで2ヶ月ぶりの上品紫。青唐辛子は少し。心浮き立つような澄み切ったスープの香ばしさと透明感。旨さ湯気の向こうからが漂ってきて、食べ進むうちにうれしさも広がってくる。忘れた頃に食べたくなる永遠の味わいに今日もタマラナイ。
道玄坂から銀座線〜丸ノ内線で四谷三丁目。マークシティ経由で道玄坂から銀座線ホームまでの道のりがやたら遠くて疲れてしまった。反面もう少し足腰を鍛えておかないと思い知る。
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ようやく涼しくなり2週間ぶりのがんこ
基本的に不純は食べないので迷うことなく塩。前回同様塩加減控えめで初めの一口目はやや物足りない感じがした。ところが焦がしネギを少し混ぜると、スープ本来の旨味と滋味をうまくひきだしてくるから堪らない。スープに沈めて温められたチャーシューのレア感もまた旨い。後半は青唐辛子を少しずつ溶かすとシャープな味わい。やはり塩には、焦がしネギと青唐辛子が欠かせない。手間と時間がかかると家元がおっしゃっていたけど、焦がしネギはもうしばらく続けてほしいなぁ。
今朝気温23℃、曇り。アサガオふたつ。猛暑から一転して涼しい朝。このまま夏が終わってしまうのが惜しい気持ちと安堵感が混じった気分。
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シジミのフーガ
フーガとはいくつかの独立したパートが同時に演奏され、そのなかで何度も決まったメロディ（主題）が出てくる形式。最初のメロディーが何度も登場し、追いかけ、追いかけられて逃げるように＝ラテン語で「fugere」聴こえる。
シジミの不純に沖シジミを追加。スープ一口三口で、追いかけて、追いかけてすがりつきたくなりそうな味わい。パヤ、パヤパヤ、ドゥドゥビドゥバ、ドゥドゥドゥビドゥバ。重厚ながら多層的で奥行きのある味わいにウマいなぁ...とため息。
もっこりの悪魔肉、初回ロットのためのチャーシュー2枚、こってり感追加の焦がしネギ、フレッシュな辛さの青唐辛子。丼の中に様々な味わいが、つかの間の戯れのように渦巻いていた。
ああ、こんなところにドデカイラジカセが！
カウンター左1〜2席の真上にドデカイラジカセを発見。開店直前に家元が選曲しているのを見かけ、ああ、ここからだったのかと納得。スピーカー周りが7色に光る最新型（RV-NB250BT）。こんなところにも決して手を抜かないのも家元らしい。（ラジカセを釣っている棚はチトあやしいところも含めて）
そし、今日は家元の歌ではなくザ・ピーナッツ。懐かしいなぁ「シャボン玉ホリデー」。ベスト盤を聴きながら帰路。リマスターされた音、当時の演奏力、ヨーロッパ〜ラテン風味の宮川泰らのアレンジ、何より二人の圧倒的な歌唱力。ホクロのある姉のエミさんがメインボーカル、妹のユミさんがハーモニー。夢心地のサウンドにどっぷりと浸かってしまった。
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まだまだ続く焦がしネギ＆青唐辛子
好意で続けられているこのコンビネーション。終わってしまう前に味わいたかった塩との憧れの組み合わせ。出汁の香りをふっと吸い込んで焦がしネギを少しだけ混ぜスープを一口。お互いを邪魔しないような味わい深さにため息。麺を絡めるとその良さがワンランクアップすることに頷く。世の中、簡単に答えが出るものを求めやすい傾向にあるが、ここにはそんなものは無縁。
途中からライトで温められている青唐辛子を徐々に混ぜながら、フレッシュな辛さを楽しむ。出会い頭の衝撃よりもむしろ穏やかさが漂う。塩と焦がしネギ＆青唐辛子のコンビネーションはアンディ・ニューマークス＆ウィリー・ウィークスを思い浮かべるほど鉄壁だなぁ...独り言。
台風が去って立秋後の空はもう秋の気配。蝉の声も徐々に聞こえなくなると思うと寂しいなぁ。
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2年前の海亀は上品
今年の海亀は雪。日曜日を逃したので不純で海亀。これにとうもろこしが投入された考えようによっては不純スペシャル。これでもかと盛られた引きつけの強いビジュアル。ほんのりとした苦味と酸味を感じる一口目。手間をかけ限定の焦がしネギを絡めるとまろやかさが引き立ってくる。
トッピングの肉は、（おそらく）肺と肝で濃いめ。青唐辛子を少しずつ溶かしながら食べ進めると、フレッシュな辛さが心地良い。何故かとうもろこしの存在を感じなかったけど、何処かで下支えしているのだろうか...。
普段は不純は手を出さないが、こういう不純ならありだろう。常連さんと帰りがけ話をしたが、焦がしネギがあるうちに塩＋焦がしネギ・青唐辛子を味わってみたナ。
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今日は塩と決めて
11:00前に到着〜階段下。みんな不純目当てなのだろうか。限定の焦がしネギは終わってしまったが青唐辛子をトッピングリクエスト。節の香りがふんわりと鼻孔をくすぐる。夏仕様のためか？塩加減控えめ。スープの出汁と塩の塩梅がとてもうれしい。
半分食べ進めたところで青唐辛子を少しだけ混ぜると、シャキシャキのネギに寄りそうフレッシュな辛さが心地いい。麺の茹で上がり具合も合わせてとても旨かったなぁ。
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