Casa de Borinquen

さっぱりとマグロ漬けとしっとりホクホクの焼き芋がやっぱりおいしい

急に食べたくなるのがマグロ漬け
何も考えずスーパーの食料品売場をぶらぶらしているうちに、急に食べたくなったのがマグロ漬け丼。いい具合に厚みのあるホタテも見つけので合わせることに。昨日の残りの焼き芋はグリルで温めごま塩をぱらり。今注目したい宮城県加美郡加美町の山和純米吟醸 無濾過生原酒と合わせると、幸せいっぱいの晩ごはんなんだ。

ひさしぶりに東銀座〜銀座をぶらぶら

宝珠稲荷神社
マガジンハウス前の宝珠稲荷神社で待っている間に疫病退散祈願地口行灯を見ていた。本来のことわざなどをもじっている言葉遊びみたいなもの。絵もちょっとコミカルでクスッとするものばかり。下手なオヤジギャグには常に閉口してしまうけど、これらの粋な姿も見習いたいもの。

銀座三越
せっかくだからギンミツでも行こうかと、店内くまなくチェック。催事場では「高田明美展」を開催していて、やはり原画の持つ力ってすごいなと感心してしまう。最後に地下へ。館内はあまり人気がなかったが地下は活気が溢れていて、つられてあれこれ徘徊してみたが、どれが食べたいか分からなくなってしまい、ルノートルのケーキと熊本産アスパラと茨城産の焼き芋（シルクスイート）だけを買って帰ることに。

グリルで焼いたアスパラのホクホク感、シルクスイートのしっとりとした甘さ。サクサク芳ばしいエクレール・ノワゼット、爽やかなタルトレット・シトロン、大好きなミルフィーユ・ヴァニーユ。やっぱり、家で落ち着いて食べたほうがいいなぁ、と実感。

節分とバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ

初めての恵方巻
今年の恵方は北北西。北北西に進路を取れではないが、初めて恵方巻きを買ってみた。何箇所か回ってみて選んだのが成城石井特製本ずわいがに恵方巻。包み紙に「節分に丸かじり/厄除開運 京都・清水寺祈願之海苔使用」とあっていささか仰々しい。ずわいがにがみっちり入っているわけではなく、どちらかというと穴子が際立っていて、意外にもおいしかった。幼い頃から母親が作ってくれた太巻きが大好きだったことも思い出してしまった。

豆福本舗の三角袋福豆入り
おたふく、三色の鬼のコミカルなイラストと「豆をまく声に春の響あり」「福は内笑いのもるる家の内」とか書いてあって、袋を見ながら豆を食べる楽しみもあるので気に入りここ数年間はもっぱらこれ。寒さが続くので鶏ひき肉とかぼちゃのクリーム煮で体を温めて。

諏訪内晶子さんのバッハ
クラシックはあまり詳しくないがバッハは好き。アルバムデビュー25周年を諏訪内晶子さんの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ。録音は昨年6〜7月、オランダの教会。クールでいてどこかしら温かい調べに心穏やか。急にミリアム・ルーセルが出ていたゴダールの『カルメンという名の女』を見たくなってしまったが、こちらはベートーヴェン弦楽四重奏曲。そういえば、初めてあった人とこの映画について時間を忘れて話し合ったことを思い出した。

深夜食堂 ワケアリの男女物語とできるもんなら、なんでも作るよと言って出てくるおいしそうな食べ物に惹かれて一気に全編見てしまった

何を食うかじゃなくて、大事なのは誰と食うかだろう
新宿路地裏の食堂。マスターは小林薫。夜12時から7時ごろまでの営業時間。メニューには豚汁定食のみ、酒は一人3本まで。ただし「できるもんなら、なんでも作るよ」といって、毎回テーマ別にいろいろな食べ物が出てくる。その食べ物にまつわるワケアリ男女の物語と個性的な常連客にゲスト。そのゲストがまぁ、私好みなんだなぁ。

霧島れいか、村川絵梨、安田成美、平田薫、伊藤歩、酒井若菜、前田亜季、東風万智子（真中瞳）、黒谷友香、美保純、谷村美月、つみきみほ、篠原ゆき子、松本まりか、大塚千秋、藤野京子、高岡早紀、多部未華子、小島聖

物語では「カツ丼」（最後の親子丼のオチが幸せ感いっぱい）、「肉じゃが」（詐欺師姉妹、前田亜季がバースデイケーキを持って初登場するシーンのはにかむようなかわいさと姉＝東風万智子とのやり取りがいじらしくキュート）、「煮こごり」（スワロウテイル以来の大ファンな伊藤歩の美しさと幸せなラスト）が特に好き。

気になりちょっと作ってみた
見ているだけでおいしそうな食べ物がでてくるなんてちょっとため息。赤いウインナー、お茶漬け、ポテトサラダ、たまごサンド、ソース焼きそば、ラーメン、あさりの酒蒸し、白菜漬け、冷やし中華、餃子、メンチカツ、豚バラトマト焼き、春雨サラダ、しじみ汁、きんぴらごぼう、タンメン、、チキンライス、手羽先の唐揚げ、年越しそば、ナポリタン...。贅沢で高級食材も使っていない手軽な数々。気になったのでちょっと作ってみた。

クリームシチュー：冷凍庫にあったのを温めた
長芋のソテー：オリーブオイルで炒めるだけの簡単でおいしい
カレーラーメン：サッポロ一番塩にカレーをトッピング
肉じゃが：鶏モモ塩風味であっさりほくほく
バターライス：熱々ご飯にバター、醤油をひとったらし
お茶漬け：明太子で

サッポロ一番シリーズって45年ぶりに食べたけど意外とイケるじゃないかな
味噌を買いに行く亀戸にカレーラーメンの店（ラーメンハウスすえちゃんっち）があるけど只今長期休業中
肉じゃがは実家も豚肉使用だった
赤ウインナーは2つぐらいは食べてみたい

オダギリジョーの存在
カウンターの端で客の会話を聞きながらぼそっと一言喋る和装男、または小さな派出所の警官。不思議な浮遊感は今放映中の朝ドラの「カムカムエブリバディ」にも引き継がれているようで、次は何をボソボソするのかも楽しみ。

世の中は浮かれ溺れてナイル川...人生舐めんなよ
世の中は二人が良ければ吉野川
世の中は下流中流有栖川...人生舐めんなよ
おもろおて、やがて悲しき踊り子の股から覗くエーゲ海、男の道はローマに続く...人生先走んなよ

人生は、マスター（小林薫）の「世の中はさすらい迷って戻り川...人生舐めんなよ」ということなのかな。

香ばしいフレッシュ・ビーン・ラグーと麗しいeaseのケーキ、そして大澤さんの器とお皿で華やかに

そろそろ豆のおいしい季節
スーパーに並んだとりどりの豆たちを見ていたら急に食べたくなったのがフレッシュ・ビーン・ラグー。スナップえんどう、そら豆、いんげん、さとうざや、グリンピースを歯ごたえが残る程度に茹でる。フライパンにバターを溶かし、香ばしい焦げ色がついてきたら、野菜をいれ手早くからめたら塩コショウ。器に盛り付け粗く砕いたパルメザンを散らして完成。フレッシュ・ビーンズのシコシコ感とバターの風味がとてもおいしく、MEINAのパンとアルザスの白ワインにぴったり。

大澤さんの個展の帰りには兜町に寄り道
帰りのクルマの中で「夜は軽めにして食後にeaseのケーキはどぉ？」と相談。ミニ試験管に入ったソースをかけるモンブラン、タルトキャラメル、ショコラバナーヌ、アマゾンカカオのシュークリーム。二人で分け合ってちょっとずつ、チャーミングなピノ・ノワールの赤もおいしい。

フレッシュ・ビーン・ラグーにもeaseのケーキにも大澤さんの器がおいしさを引き立たせて華やか。

崎陽軒特製シウマイとひょうちゃん

開けてびっくり
崎陽軒のシウマイ。初めて食べたのはもう記憶にないほど前のこと。小学生の頃だったと思うけど東京の土産のいただきもの（おそらく真空パック＝真空パックは崎陽軒が最初）だったと思う。赤い包み紙を開けると小ぶりのシウマイが並んでいたことはなぜか覚えていた。それから何度か食べたけど、ここ何十年は食べていなかった。それは、一般的なシュウマイを食べ始めたからだと思う。

近所のスーパーの催事場で何度か見かけた崎陽軒のシウマイだったけど、「特製」に惹かれて買ってみた。パッケージを開けてびっくり。大きめのシウマイと醤油入れ、洋辛子、楊枝。あららなんとかわいい醤油入れにほのぼのとしてしまった。

包み紙には＜「特製シウマイ」は、大きなサイズで見栄えが良く、食べごたえ十分なシウマイです。粗挽きにしたオホーツク海産干帆立貝柱と良質な国産豚肉の二つの個性が奏でるおいしさの調和を追求したこだわりの逸品です。干帆立貝柱と豚肉の濃厚でジューシーな旨みと、ふっくらとした食感をご堪能ください＞と説明書き。

売り場の説明通り常温のまま、ひとくち食べてみると、豚の脂っぽさがはじめに口内に広がり、帆立と豚の味わいが続く。シュウマイは通常蒸して熱々を酢醤油＋辛子で食べているが、この感触の違い。なるほど崎陽軒のシウマイはシュウマイにあらず崎陽軒の味、ということを再確認。冷めてもおいしいシウマイそのものだった。シウマイ弁当の箱はご飯がしっとりなるように設計されていることをTVで見たことを思い出した。

ひょうちゃん
崎陽軒のサイトを調べてみたら醤油入れに名前があり「ひょうちゃん」という。1955年に陶器になり「フクちゃん」で有名な漫画家・横山隆さんが表情を付けたのが始まりで、今は3代目。現在は48種（大・小を合わせ96種）が「昔ながらのシウマイ」「特製シウマイ」の箱に入っているとのこと。

日曜日まで催事が続いているので、今度は「昔ながらのシウマイ」を買ってみよう。はて、どんな図柄の「ひょうちゃんに」に出会えるのかも楽しみ楽しみ。

■崎陽軒ひょうちゃん
https://kiyoken.com/hyo/

初めて知った白いミートソースパスタの驚くほどのおいしさ（dancyu 2022.2月号から）

基本のミートソース
これまで数えられないほどミートソースを作ってきた。基本は落合さんのレシピ（ラ・ベットラの定番スパゲティ 2001）を踏襲し、2ヶ月に1回は大量に作り冷凍庫にストック。そのままで食べても良し、マシュルーム・グリンピース・生クリームを入れたアッラ・メディチでも良し、赤唐辛子を入れても良し、ベシャメルソースをのせてラザニア風にしても良し、ラザニアにしても良し。基本のミートソースがあれば万能と決めていた。

ムム、これはウマいと二人で絶賛
ややマンネリ化して当たり外れの多かったdancyuだったが、最近はちょっと盛り返している。最新号は「挽き肉が主役」特集。普段は立ち読み程度で済ましてしまうが、うわぁ、おいしそう！と思わず購入。びっくりしたのが、柴崎亭の石郷岡三郎さんが塩ラーメンの作り方を紹介していたこと。昨年2月に「祖師谷７丁目食堂」をオープンしていたことは知らなかった。

そして、特集の中からまず選んでみたのが、初めて知り食べたことのない白いミートソースパスタ。二人で約2時間半かけて作ってみた。

①セロリ、ニンジン、玉ねぎを8mm角に切る
②牛肉赤身、豚肩ロース8mm角に切る（各500g）
③にんにく、ローリエで香りつけしたオリーブオイルに①を入れて炒める
④③に水分が完全にとんだら一旦火を止める（ソフリットの完成）
⑤②にまんべんなく塩（13g）
⑥油を引かず⑤を炒める
⑦焼色がついたら塊を崩さず上下を返す
⑧揚げ焼き状態になるまで炒める
⑨④の鍋に⑧を油も含めて入れる
⑩フライパンに100mlの白ワインを入れ底のこそげながら水分を飛ばす
⑪⑩を⑨に入れひたひたの水を入れ強火で煮詰める
⑫汁気がなくなったらソースの完成（一旦冷ます）
⑬必要なソースをフライパンで温めパスタを投入
⑭すりおろしたグラナ・パターチーズを入れて完成

いやぁ〜、もぉ、食べたことのないおいしいさ。各工程で水分をきっちりとばしているので、野菜と肉の旨味がぎゅっと凝縮、噛みしめるとじゅわっと肉汁も味わえる。通常はパスタを茹でるときに入れる塩を省いても、炒める前に肉に混ぜた塩だけでも十分に味が整っている。グラナ・パターチーズのやわらかい風味がコクを出しているのもいい。

二人で絶賛してしまった白いミートソース。角切りにした生トマトを入れたらどうだろうか？ラザニアに下どうか？と楽しみがふくらみっぱなしだ。このレシピを紹介した井上シェフの店（スパルカチョーネ 用賀）にも是非行ってみたい。

イタリアのおばあちゃんの味
同じ日に本屋で見つけたのが「パスタ・グラニーズ イタリアのおばあちゃんの手打ち生パスタ」という本。イタリアのおばあちゃんたちのお手製パスタを紹介している本。256ページのずっしりとした本の中身は、

・ナッツ＆ハーブのパスタ
・野菜のパスタ
・豆のパスタ
・じゃがいも＆ニョッキ
・シーフードのパスタ
・肉のパスタ
・スープ仕立てのパスタ
・ラヴィオリ＆トルテッリ

パスタ生地から作るので再現は難しそうだけど、一般的なレシピ本にはない楽しみが満載。母親が作っていた料理も、地元の材料でほとんど目分量で作っていたことも思い出してしまった。

2022年元旦 初日の出初詣おせち 穏やかで静かな年の始まり

暖かい太陽が昇る
明るくなり始めた頃、海を目指して海に向かって小走り。雲の隙間から静かに太陽が昇るのを見ていると神々しい気持ちに包まれる。そして、その足で二宮神社へ初詣。毎年の繰り返しだけどやっぱり元旦はこうでなくっちゃ。

豪華すぎないおせち
小ぶりのお重に豪華すぎない手作りのおせちがおいしい。奈良油長酒造の風の森ALPHA TYPE7はどうだろうか。

PINK：イチゴや硬いリンゴの香りを感じさせる酒質
GREEN：緑のブドウや洋梨の香りを感じさせる酒質

まずはPINKを口に含み、GREENとの香りや味わいを比較。付属のHARIO社の三角フラスコでブレンドしてみる。

①PINK:GREEEN=2:1
　甘みに苦味と酸味を加えた立体感
②PINK:GREEN=1:2
　白桃を思わせる軽快な味わい

①よりも②のほうが晴れやかな感じで私好み。鶏の南蛮漬け、ブリの照焼、真鯛のおぼろ昆布包みに寄り添うようなおいしさに酔いしれてしまった。

¡Que tengas una Navidad llena de amor y alegría!

kiredoさんのクリスマスチキン
毎年楽しみしているのがkiredoさんのクリスマスチキン。kiredoさんが心を込めて作っている野菜を国産丸撮りにたっぷりと詰めている。黒大根、薄紫大根、紅芯大根、赤丸かぶ、ゴールデンラーパ、日野菜かぶ、ひとみにんじん、島にんじん、パープルにんじん、フェンネル、トレビス、カボロネロ...そして各種ハーブの美しいハーモニーがクリスマスの夜にふさわしい。笠間で買ってきたトレビスとルコラをあしらうととてもおいしい。

ル・クシネのクリスマスケーキ
今年は予約をしなかったけど開店前に行ってみるとちゃんとあったブッショドノエル。たっぷりのスライスアーモンドとクリームが大好き。ラム酒たっぷりのラムボールもまたクリスマス気分を盛り上げてくれる。

クリスマスコーナー
先週から部屋のコーナーがクリスマス気分。ドラマチックなこともなく淡々としたクリスマスだけれども、ちょっとお高いシャンパンも飲み干し、大好きでおいしいものが食べられるのがクリスマスの楽しみなんだ。

寒い冬至の夜は豚バラ肉と白野菜煮込みでほかほか温まる

今日は冬至
24節気の一つで、1年で夜が最も長く昼が短い日。あと10日で今年が終わるなんて実感が全くないのはどうしてだろうか。

笠間で手にした白菜があるので、豚バラ肉と白野菜煮込み。岩塩を入れたスープで豚バラ肉をじっくり煮込み、玉ねぎセロリじゃがいもを入れてコトコト。肉がやわらかくなったら白菜を入れてさらにコトコト。

お肉はマスタード、野菜は岩塩をつけて食べるとホントおいしい。スープにMEINAのパンを浸すともっとおいしくなる。お代わりをする頃には体がポカポカ。

笠間行きの楽しみはまずふる川製菓、そして今回から道の駅かさまを加えて もぉ、楽しさいっぱい

高さ10cm近い笠間栗モンブランに釘付け
笠間は栗の産地。お正月用の栗きんとん、笠間の栗蒸し羊羹を選んでいると喫茶コーナに運ばれていくモンブランに釘付け。二人でスゴイなぁ〜と、こそこそしていると店員さんが「専用箱に入れてお持ち帰りもできます」と。その一言で迷わずオーダー。その晩のパスタは控えめにして早速食後に。その名もずばり笠間栗モンブラン。

笠間の栗をふんだんに使った究極のモンブラン
注文が入ってから絞るので栗の風味を存分に堪能できます

との口上に偽りのない、いままで食べたモンブランの中ではトップの素晴らしいおいしさに涙目。これも来年の楽しみだ。

道の駅かさまの高揚感
南房総の富楽里をはじめとして、道の駅ってこうも気分が高揚するのだろうか。昨年9/16にオープンした「道の駅かさま」は、できたばかりで設備もきれいで駐車場も広い。まず、驚いたのが地元野菜が山のように用意されていて、3周してもどれにするか迷うほど多種多様豊富。りっぱに太いねぎを見ながら、そうだ、久し振りのすき焼きにしようじゃないかと選ぶ楽しさ。他には、白菜、ほうれん草、春菊、椎茸、平飼い卵ひまわりっこ、レモン...と次々とカゴに。

市販のだしは甘ったるいので笠原将弘さんレシピでわりした（水1/2カップ、みりん1カップ、酒・醤油各1/2カップ、昆布3g）で作ったのでさっぱりしてくどさのない味わい。すき焼きは大好きな反面途中で味に飽きてしまうが、今回は最後までおいしかった。煮込んでもシャキシャキ感を失わない白菜、香り高い春菊、黄身がぷりっとしたつけ玉が素晴らしかった。

ほうれん草は出汁で締めたおひたしに。枕崎の鰹節に三番瀬の海苔をたっぷりかけ、ぶ厚い葉と甘みが上品な茎がとてもおいしかった。

昨年は阿部慎太朗さんの個展とふる川製菓だけに行ってトンボ返りだったけど、こうしてふる川製菓、道の駅かさま、麺’sキッチンRIRIに寄る楽しみが増えて、来年もますます楽しみな場所。次回は温泉にも寄ってみたいな。

■ふる川製菓
http://www.furukawaseika.jp

■道の駅かさま
https://m-kasama.com

カタル葉@GRERN MARKET 二年ぶり再開のグリーンマーケットにカタル葉さんに再会 魔法のような手さばきでしめやかにアレンジメントされた艶やかな姿が幸せを呼ぶ

二年ぶりの再会
毎年楽しみにしている佐倉で開催れるグリーンマーケット。昨年はコロナの影響で中止。グリーンマーケットは毎回寒くて凍えるほどだったが、今年は無事に場所を変えて開催。これに行かないとクリスマスが始まらないほど気分的に盛り上がっていた。お目当ては、前回のとても素敵なアレンジメントだったのは忘れられないカタル葉さん。

アンティーク風に...とだけお伝えして、お花を選んでいただき、魔法のような手さばきで創られる世界。その間も、お花の個々の説明を続けていただき、見る楽しみ聞く楽しみを堪能。ついでに鋏の質問もしてしまった。お花の基本が出来上がると、周りの枝ものを創り始める。色合いがシックでうっとりと素晴らしい花束を抱えると、それだけで幸せな気分。部屋に飾るとそこだけ静寂な気配に包まれている。10分に一度見つめ、1時間に一回は近づいてしまうありさま。

カタル葉さん以外、kiredoさんから独立した「SHOEN」さんで野菜をたっぷり買ったので、どんな風に料理するかこれから楽しみ、楽しみ。また、来年、必ず行かねば...。

■カタル葉
https://catalpa.site

本屋で偶然見つけた齋藤菜々子さんの『体にいい煮込みおかず』は手軽に作れ身近な材料でとてもおいしく作れるものばかり

2週間前の出会い
おいしい夕ご飯は一日の終りを豊かにしてくれる。そう願って毎日支度。本屋で2週間前に偶然に出会った齋藤菜々子さんの『体にいい煮込みおかず』は、単にレシピとしてだけではなく、身近な食材の持つ薬膳としての役割を丁寧に紹介している。手軽さのなかに理にかなったことも多くとても参考になる。

装丁、デザイン、イラスト、写真、解説も分かりやすく（特にイラストがかわいい）、和食〜イタリアン〜中華などの垣根を超えた味付けも新鮮で、作ることと食べることの楽しみを同時に味わえるようになっていて、とても重宝している。これまで、作ったのは...

・豚とオクラのカレー煮
　食後すぐに眠くなってしまう...
　そんなときにはオクラで消化力アップ！

・鶏とほうれん草のクリームシチュー
　乳製品＋ほうれん草の組み合わせで
　体の潤いをしっかりとキープ

・豚ともやしの坦々ごまみそ煮
　睡眠不足でイライラが募るのなら
　もやしたっぷりのごまみそ煮をどうぞ

・鶏むねとズッキーニの梅煮
　口内炎や寝付きの悪さが気になるなら
　ズッキーニで体にこもった熱を穏やかに冷まして

・豚とレタスの酸辣煮
　味の濃い食事が続いたときには
　さっぱりレタスで熱を冷まして

・麻婆春雨
　むくみやほてりが気になるときは
　つるんと食べられる春雨が最適

・塩おでん
　立ちくらみなどの貧血症状に
　ほくほく玉子で血液補充を

・里いものそぼろ煮る
　里いもは、腸のすべりをよくして
　お通じを改善してくれます

写真に載せたのはどれも準備も含めて1時間ぐらいで完成。塩おでんは翌日には味がしみててさらにおいしくなり、豚とレタスの酸辣煮はやきそばの上にのせればワンランクアップ。オクラや里いもは翌朝スムーズになるなど薬膳効果も。気になる料理は付箋を付けてあるので、さて次はどれにするか、うん、楽しみ楽しみ。「基本調味料で作る体にいいスープ」も探してみようっと‼

■齋藤菜々子さん公式ホームページ
https://nanakoyakuzen.amebaownd.com

赤坂珉珉@赤坂 久しぶりの大切な友人たちとの再会はおいしい中華を囲んで そして、風情のある喫茶室で気のおけない話に夢中

再会
赤坂珉珉は1年ぶり、大切な友人たちとは単独で会っていたにしてもこうしてまとまって会うのは6年ぶり。まずはビールで乾杯〜好みで紹興酒。どれもこれも親密な味わいでとてもおいしい。やはり一人中華よりも数人で色々頼んでシェアするほうが数段楽しく、友人たちの笑顔を見ているだけで幸せな気持ちに満たされる。

・名物餃子：酢＋たっぷり目の胡椒で
・茄子カレー：このとろみと風味
・青菜炒め：しゃきっと
・牡蠣の豆鼓炒め：とろりとした牡蠣
・ドラゴンチャーハン：これを食べないと終わらない
・タンメン：やはりこれで〆る

風情のある喫茶室
話足りないので赤坂珉珉近く、おそらく老夫婦で切り盛りしている風情のある喫茶室へ。こういうのを一般的にはレトロとか昭和とか言うのだろうけど、そんな言い方イヤだな。スタバのようなチェーン店にはない落ち着きと風情と自慢のコーヒーでひっそりと佇んでいる。思い出話、行方不明の友人の噂、病気＆病院、好きな女優、映画＆音楽、夫婦＆孫...話は尽きない。つい長居をしてしまい、あっという間の4時間。坂の途中で名残惜しく再会を約束して清く別れる。また、近々会いたいなぁ(´•_•`)

大好きな肉だんごはパセリをたっぷりと混ぜてポトンと落とした卵のトマト煮込みで MEINAの4種の木の実とかぼちゃのパンのおいしさったら他にないほどだ

肉だんごが大好き
よく作っているのがポルペッティ。コロコロと焼きトマトソースとパルメザンで仕上げ。今夜はパセリをたっぷり、紫玉ねぎを入れた肉だんご。焼き色がつくまで炒め取り出す。油をキッチンペーパーで吸い取り、にんにくの薄切りをオリーブオイルで軽く炒め白ワインを加えて強火で煮詰める。トマトソース（缶詰を使わずトマトから煮込むとフレッシュ）を入れて煮込み、肉だんごを戻してさらに煮込む。仕上げに卵をポトンと落とし、いい具合になったらパプリカパウダーを加えて、フライパンのまま食卓へ。

お皿に取り分け、半熟手前の卵を肉だんごにのせる。パセリの風味いっぱいと紫卵のシャキシャキ感、とろりとした卵。3つの食感が口内に広がりとってもおいしい。これまで煮込みハンバーグもなんどか作ってきたけど、このパターンに定着しそうだ。

MEINAのパンの大ファン
おそらく2018.6月頃が初めての出会い。移転後も月に何回か通っている。昨日は、黒ごまパン、ロレイエ、チーズオニオン、4種の木の実、かぼちゃのカンパーニュ、焼きチーズカレーパン、オレンジのマフィン。ついあれもこれも選んでしまうんだ。お昼は香ばしい焼きチーズカレーパン。夜は（手前から）4種の木の実、かぼちゃのカンパーニュ、ロレイエ。

初めての4種の木の実はナッツの香ばしさ、かぼちゃのしっとり感、ライ麦ロレイエのどっしり感。どれもこれも、ホントおいしくて困ってしまうほど。今朝と明日の朝は、黒ごま、チーズオニオンと4種の木の実〜熟成バター＆THREE NUTSのコンビに濃い目のカフェオレとシーズンオフに近づいたぶどう。理想的な週末の朝と夜。