Casa de Borinquen

ふなっしーPRESENTS ご当地キャラFES～梨祭り2018～in 神宮外苑 激暑の三日間が終わって

 

あの炎天下でキャラたちは...
持つのだろうかと心配してたが無事に終わって何より。CARAMELの熱いステージのあとは残っているキャラたちも集まり閉会宣言。最後は間近に現れたふなっしーと握手。柿の種も汗だくだった。来月もCARAMELのコンサートがあるので楽しみ楽しみ。

Salsa con Sabor,Sentimiento y Ritmo #20 グルーポ・ニーチェとハイロ・ヴァレーラの光と影 #1

1990 Mexico
1990年、グルーポ・ニーチェは初めてのメキシコ公演を行った。ラテンアメリカにとってメキシコは独特の位置にある。それは、地理的にというよりもベネズエラとともにテレビなどのマスメディアの中心で あるのでその影響力はひじょうに大きい。ニューヨーク、プエルトリコ、キューバというサルサを形成する最も基本的なトライアングル（つまりクラーベ文化圏）の外に出るためには、必然的にそうしたメキシコを中心としたプロモーションを行わなければならない。そして逆に、そこを制すればラテンアメリカを制することができるとも言える。ニーチェにとってもそれは同じだっただろう。彼らのこの公演は86年に行ったニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでの公演、89年のフランス、イギリス、ドイツ、スイス、スペインを回ったヨーロッパ公演 を終えた後に行われたもので、まさに満を持して行われている。

公演は当初、4公演を予定していたが、さらに16にまで拡大された。わたしはその年メキシコシティにいて、そこの大学の片隅でスペイン語 を学んでいた。ラジオからは、ディレクターのハイロ・バレーラの歌う "Entrega"、プエルトリコから参加していたティト・ゴメスの"Miserable"が日に何度も繰り返して流れていた。当時のシーンはまだサルサ・ ロマンティカが多く幅を利かせている。エディ・サンティアゴ、デビッ ド・パボンにラロ・ロドリゲス、そこにルイス・エンリケ、オルケスタ・デ・ラ・ルスが加わってくるのがおおよそのヘビーローテーションだっただろうか。もちろんこの年を中心として前後数年にわたるコロンビ アサルサの黄金時代はメキシコにもやってきていて、ニーチェのほかに、グルーポ・カネオ、グルーポ・クラセ、ロス・ティターネスなどもよくかかっている。　 　

七月になると、街にいっせいにグルーポ・ニーチェの公演を告げるポスターが張りだされ、そして、それは八月になると同時に始まった。わたしは、その夜、“サロン・ロスアンヘレス”というクラブ、と言えば聞こえはいいが、そこはステージとラム酒を振る舞うささやかなカウン ターの他にはまるで体育館のようになにもない空間で、後方にあるトイレからはつねに異臭が漂ってきている、そこにグルーポ・ニーチェを見に出かけた。ゲレロというメキシコシティの下町にあるそのクラブの壁には、セリア・クルース在籍当時のソノーラ・マタンセラの写真が一面に繰り広げられている。それは、もちろんかつてその「小屋」のような 場所で彼らが演奏していたことの証拠である。夕刻頃から、マタンセラ の時代からダンスをたしなんできた老夫婦が当時の曲で踊っている。メレンゲやクンビアを織り交ぜるより若い前座が演奏をつづけてゆくにつ れて観客は膨れあがりニーチェが出演する夜半近くにはほとんど踊るスペースもなくなってきている。

サルサの原風景
その年は、イタリアでサッカーのワールドカップが行われた年で、ニーチェのメンバーは練習に使う赤いベストのような衣装を身につけて登場した。リードボーカルはティト・ゴメス。 新しく加入したハビエル・バスケスに、適宜ディレクターのハイロ・バレーラもボーカルに加わる。それは、まったく信じられないような演奏 で、ショーアップされた舞台が多いサルサのなかで、聴き手に何かを提供するというより、何か過剰に膨れあがったエネルギーをぶつけてきているようだった。それはまるでハードコアなロックのライブ会場に居合わせているような気分だった。

一般的には、87年頃を頂点とする歌謡化したサルサ、サルサ・ロマンティカとともにサルサはその原初のスピリッツを失い「終わっている」とされていた。しかしその夜わたしは、けっしてそんなことはあり得ないことを確信している。会場の多くがは じめてニーチェを体験するにもかかわらず、すでに「ニーチェマニア」と化していた。そしてその大半がその地区の商店や自動車修理の工場な どで働いていて、週末には多少身なりも整えて踊りにくる。ニューヨー クのなどの名の通ったクラブではすっかり忘れ去られてしまった、サルサがその始まりに持っていたような濃密な空気をそこは保存しており、それは今でもわたし自身のサルサの原風景として記憶されている。

（続く）

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旧友Inoue Takeshiさんの雑誌Latinaへの記事を了解をいただきUPしています。

ふなっしー PRESENTS ご当地キャラFES ～梨祭り2018～ in 神宮外苑 体感温度40℃超えの灼熱のステージ そして、泉銀@浦安堀江へ

見てる方も演っている方も
体感温度40℃超えの灼熱のステージ。ふなっしーの開会宣言も楽しかったけど、石田さんのほぼGCB47のステージが楽しかったなぁ。久しぶりに観たけど1曲目なんか私好みのポップながらソリッドなファンク風味で良かった。

11:00〜13:30で暑さゆえ退散して一路泉銀さんへ
かなりのお魚さんがいっぱい。選ぶのが大変でしたが、アサリと天然ミナミマグロ尾肉唐揚げ。プリプリのアサリでボンゴレ（アサリを蒸した汁を一旦煮詰めてパスタの茹で汁でのばすのがコツ）、唐揚げで白ワインでようやく、太陽に炙られた体も静まった。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 13日の金曜日乾燥帆立貝のヒモ大悪魔ラーメン100大盛り じんわりと滋味が押し寄せてきてあとはおぼろ

4月はベーコン&ホタテ干し貝柱塩
今日の13日の金曜日は乾燥帆立貝のヒモ。う〜ん、関連があるのかな...と食べ終わってから気がついた。それはともかく、今日のは家元が、店頭では「美味しいですよ。皆さんのハードルを超えるかどうか」、店内では「95点はいってる」というほどのウマさ。

一口目ですでに虜にさせるじんわりとした滋味が押し寄せてあとはおぼろ。麺を絡めても、悪魔肉にたっぷりとスープを含ませても、折り目正しさすらも感じさせる艶やかさ。味の解像度やレイヤーの奥深さにとことんマイってしまった。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 久しぶりの不純は大冲シジミベース100大盛り 灼熱に炙られてもなお求めている味わいに参ってしまった

ほのかなしじみの香り
しじみそのものよりもうまくブレンドされた奥深い香りに誘われて一口目でズンときた。思い出しながらもスペシャル含めて不純は一ヶ月ぶり。純正ヒロポンとはまた違う味とコクを愉しんでしまった。悪魔肉と麺とスープを絡めるとひと味もふた味も違う次元に酔いしれた。

気温33℃、体感温度38℃、厨房40℃超え
いやもう、倒れそうな灼熱の四谷三丁目交差点。厨房は40℃超え。腰にコルセットの家元、思ったよりも元気そうだったので安心、安心。

魚竹@築地 銀鮭照焼漬なかおちセット 隅々まで行き届いた丁寧さがとってもありがたいなぁ

ホクホクの銀鮭照焼
箸で大きく取り分けて御飯の上にのせ、大根おろしもちょんとのせ、一口で頬張る。う〜ん、おいしいなぁ、幸せだなぁ。思わずため息が出てしまう。おかわりしたご飯には漬なかおちをのせてハフハフ。つんとした刻み山葵もいいアクセント。

ひとりひとりに「お暑いところありがとうございます」と声をかけていて、隅々まで行き届いた丁寧さがとってもありがたいなぁ。

夏雲とたわむれて体も心も気持ちイイ

あまりにも夏雲がキレイだったので
家を飛び出てたわむれてしまった。
気持ちいいんだなぁ。体のコリコリも取れたし、グルーポ・ニーチェもたっぷり聴けたし、帰宅後のビールもおいしかったし。寝不足でなまっていた体がシャキッと。

泉銀@浦安堀江 土用の丑の日にはちょっと早いけど愛知県産の鰻でミニ丼 しょっちゅう食べられないだけにおいしさもひとしお（けどしょっちゅう食べたい）

前から気になっていたのが
泉銀さん店頭の愛知産鰻。どんな感じかなぁといつも横目で見てたが、「土用の丑の日予約受付中」のポスターに二週間も早いけどつられてしまった。飯の炊きあがるのを待ちながら、いかそうめんときゅうりの酢の物で日本酒をちびちび。

できたてのご飯、丼は温めておいてのミニ鰻丼。ふわふわとちょうどいい甘さとコクのタレが実においしい。もうちょぉっと食べたいなぁ...ってとこで止めておいて、次まで待っているのも楽しみのひとつかな。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 純正ヒロポン100大盛り 魅惑のスープから湧いてくる愛の嵐に酔いしれて

雨に煙る荒木町
おや、意外と列が多く20番目に連結。「雨の日だから空いていると思ってみんな来ているんでしょう」と家元が声をかけている姿には数日前の体調不良が嘘のように活力に満ちていた。

純正ヒロポンならではの楽しさ
まず他ではお目にかかれない独特の純正ヒロポンスープを例えるならば、「Be My Baby」のエコーと共に鳴り響くイントロのハル・ブレインのドラムのようでもあり、「My Sweet Lord」でリンゴとジム・ゴードンのツインドラムが入ってくる繊細な響きでもあり、「Let Him Run Wild」のエンディングに向けて畳み込みのようでもあり。その奥行から湧いてくる愛の嵐。

今日のは、時間帯が早いせいもあってサラリとしてマイルドで穏やかな佇まい。じんわり効いてきてエクスタシーが残る。んもぉ、私が最も好むあの感じに溢れていて実にウマかった。

おひさしぶりです
と、声をかけられ顔をあげるとご無沙汰していた常連の方。なんでも転勤したために、あまり来れないそう。東京に勤務して、現場への移動中に途中下車できるのはラッキーなのかもしれない...と。

大阪短信 #38 毎回思うけどベンチの向き どうやら転落防止のためらしい

ホームのベンチって
線路に向かってが常識...と思っていたが、大阪へ行くと線路と逆側に向かっているのを見かけ、そのたびに違和感。なんでだろうか...と調べてみると転落防止のためと判明。転落事故の60%が酔っぱらいがベンチで立ち上がってそのまま転落するための防止だと。ワケが分かって納得したけど、クッションが標準装備という新たな謎も...。

蒸し暑いホームで
あまりにも手持ち無沙汰なので思わず。

大阪短信 #37 ああ、やっぱりここは欠かせない道頓堀今井の親子丼&きつねうどん、梅田はなだこのネギマヨ

やっぱり出張は
現地集合〜現地解散が基本だなぁ。一緒に行って一緒に帰るよりも、気ままに現地集合・現地解散。その僅かな隙間で気になる場所へ。大阪〜伊丹出張が急遽決まってワタワタしながら出発。それでも、やっぱり...。

前泊なので
新大阪名店街で21:00と遅い晩ごはんは道頓堀今井の親子丼&きつねうどん。道頓堀本店のあのゆったりとした雰囲気はないにしても、とろりとした親子丼にニンマリ。ミニきつねうどんもらしいお味で、新幹線でビールもお弁当も我慢したかいがあったな。

帰りはぽっかり時間ができたので
伊丹から阪急で梅田。そこから数分ではなだこ。何度来ても迷う（方向音痴なので）場所だけど今回はドンピシャ。まずは生ビールで一人乾杯。熱々ハフハフのネギマヨはウムを言わせないほどのおししさ。ああ、これで一段落したなと一人ニヤニヤしてしまったぁ。

泉銀@浦安魚市場 久しぶりに浦安魚市場内の泉銀さん 我家の定番バラちらしとカジキのオーブン焼き、そして必殺の行徳枝豆

土曜日は出社のため
日曜日に浦安魚市場へ。二日分の食材を選んで、まずはバラちらし。暑くてだれた体にはさっぱりとしながらコクもあるバラちらしがうれしい。マグロのぶつを山形出羽桜純米吟醸でだらだらとつまみながら、まったりとほろ酔い。いいんだなぁ。

オーガニックのオレンジが決め手
んまぁ、とにかく新鮮でプリプリのカジキ、迷わずオーブン焼き。オレンジの皮をパン粉＋パルメザンに加えるとシチリア風。キリリと冷やしたシチリア白ワインですっきりと。

来年の三月で閉鎖
浦安魚市場は行くたびに歯抜けになっていて大丈夫なんだろうかと密かに心配してましたが、三月で閉鎖が決まっているらしい。後継者問題とか色々とあるんだろうなぁと思うけど、閉鎖されるのは寂しいなぁ。貝の堀千代さん、エビの山武さん、野菜の丸善青果さん、場外の鰻の山安商店...。これからどうするんだろうか、色々と気になっている。

柴崎亭@つつじヶ丘 山椒塩そば ピリッとしたぷぅ～んといい香りは罪づくりなほどおいしい

前回から気になっていた
昼のレギュラーになっていた山椒塩。初めて食べてから数年ぶり。どこまでも透明に澄んだスープに丁寧に折りたためられた麺。これだけで十分なところにミルでひいた山椒のいい香りとピリリとした味わい。初めの一口から最後までおいしさを堪能してしまった。なかなか気になる限定にいけないけど、昼の定番だけでも十二分に楽しめる柴崎亭。うん、大好きだ。

気温33℃体感温度40℃
日差しがじりじりと長時間外にいたら身の危険を覚えるほど。京王線線路沿いの梨畑はもうそろそろ収穫時かな。そういえば、今日の柴崎亭の厨房は女性二名体制。そのせいか往年のチェッカーズが画面を独り占め。初めはあ～あ、と思ってしまったが意外としっかりとした演奏に引き込まれてしまった...。

新宿の目
スバルビルの解体の伴い「新宿の目」の撤去が気になるが「当面は撤去の予定はない」そうだけど、残して欲しいな。詳しくは↓を参照。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/17203