Casa de Borinquen

2011.3.11 14:46 - 2018.3.11 14:46 7年間経過してほっぽらかされて、人びとはばらばらに住む

 

 

なにも変わっていないこの7年間（2577日）

ほっぽらかされて

人びとはばらばらに住んでいる


ますます見えにくくされたことが多すぎて

今もなお

かなり混乱している

 

 

曇り時々晴れ それでも浦安の各所では春を告げる花々がキラキラ

堂々としたミモザ
夢海の街のミモザ、今年も堂々と満開で今が見頃。近づくとミモザのいい香りがするほど。数年前には枯れそうだったけど地元の人のおかげで復活、毎年楽しみにしているだけにありがたい。

高洲中央公園の河津桜
一足早く咲き始める河津桜は高洲中央公園で。ピンクの花びらが風に揺られて気持ちよさそう。小さな女の子が花びらを拾いながらニコニコしていた。

弁天ふれあいの森公園
広大な公園をていねいに整備している公園は約二年ぶり。春の花が満開というにはまだ早かったけど、様々な色の椿、ミモザ、オオイヌノフグリ、姫踊子草（ちょっとイウォークに似てる）、水仙、スノードロップ、パンジーなどを眺めながらゆっくりと公園内を散歩。

あと二週間もしたら境川沿いの桜も咲く始めると思うとちょっとウキウキ。

15時17分、パリ行き 事件が起きた場所で本人たちが自身を演じるリアルな世界は「ごく普通の人びとに捧げた」と

テンポの違い
3年前にアムステルダム発パリ行きの特急列車で起きた無差別テロ事件。これを阻止した幼なじみの三人の若者。三人がアムステルダムに集まるまでの描写は、テンポが遅いと感じるほど丁寧に描かれているが、これが最後に生きてくる。う〜ん、と唸ってしまう演出にさすがイーストウッド。しかも、主役を演じたのは本人、列車に乗り合わせていたのも当事者。なんと奇抜なアイディア（本人をキャスティングするのは前作「ハドソン川の奇跡」でもあった）。最後の狭い空間での格闘と救出は圧巻だった。

今年の2/9にアメリカで公開〜3/1日本で公開というスピード感も素晴らしい。色々書いちゃうとネタバレになるので止めるけど、ローマで三人が知り合ったリサという女性がとてもキュートだった（これも本人？）。

実は、「15時17分、パリ行き」を見た後で「シェイプ・オブ・ウォーター」を観ていた。二本立ては学生時代以来。疲れるかなと思いきや、観る順番が良かったのか、自宅からクルマで10分以内のイクスピアリだったせいか（しかも平日でガラガラ）、二本観終わった時にはとても充実していた。朝起きてふらりと映画館に行って気まぐれに二本観る...。こんな休日もあってもいいと思う。

■15時17分、パリ行き
http://wwws.warnerbros.co.jp/1517toparis/

シェイプ・オブ・ウォーター 1962年冷戦下の甘美で切ない恋物語

輪郭があるようでない不思議な世界観
うん、こういう映画を待っていた。随分前に予告編を見つけ密かに待っていた映画。声をなくしたイライザとアマゾンから連れられてきた半魚人との甘美で切ない恋物語。ファンタスティックで輪郭があるようでない不思議な世界。

要所要所で映り込む映画やTVのシーンとイライザが住んでいる部屋は映画館の上という設定にもニヤリとしてしまった。そして、音楽がとてもいいと思ったら「グランド・ブダペスト・ホテル」のアレクサンドル・デスプラだったので納得。

昨夜から気になっていたカルメン・ミランダも出てきたのにびっくりしたけど、サリー・ホーキンスもとても良かったのでもう一度観たい素晴らしい映画だ。

■シェイプ・オブ・ウォーター
http://www.foxmovies-jp.com/shapeofwater/

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 純正ヒロポン100大盛り 色味にいたるまで吟味を重ねた味わいに密かに喝采を叫んでしまった

元気いっぱいの家元
うっし、うぉっし
麺を切る掛け声にも元気さが戻った家元を見ていると何故かうれしさがこみあげてくる。その一種の安らぎ、あるいは充実感は同時にスープにも現れ、色味にいたるまで吟味を重ねた味わいに密かに喝采を叫んでしまった。純正ヒロポン悪魔が続いたので今日はあえて100で静かな狂気を熱狂的に受けとめて悶絶。

明日は映画の前か後に上品...と思いきや明日は休み。
来週から月金休みの通常営業に戻ると家元。
末永く＝限度もあるでしょうが、なるべく長く続けて欲しいな...。

生誕75周年記念「ジョージ・ハリソン アイ・ミー・マイン展」

小さな会場に溢れる想い
L.A〜ロンドンで開催された「ジョージ・ハリソン アイ・ミー・マイン展」が日本では生誕75周年を記念して日本でも開催。忠実に復刻された原寸大のジョージの手書き作詞原稿22点やジョージの家族写真などが小さな会場にずらりと並べられていた。もちろん音楽はジョージの曲。

1980年にまとめられた幻の2000部限定（サイン付き）「I Me Mine」をようやく見ることができたのがうれしかった。これは昨年に「I Me Mine 増補版」として再発（昨年3月に入手済）。手書き作詞原稿を読みながら曲を聴いていると曲の深みを堪能できた。

■ジョージ・ハリソン アイ・ミー・マイン展 2018.2.17-2018.3.11
https://www.i-bcc.jp/imemine/

麺庵ちとせ@曙橋 急に食べたくなり勧められた初めて訪れたお店で担担麺 スープも麺も香ばしくおいしいのは、若夫婦の清々しい爽やかさからきたのもなのだろうか...

担担麺が好き
昔はラーメンといえば担々麺ばかり食べていた。前職の勤務地八丁堀においしい店があり足げく通っていたっけ。今日初めての麺庵ちとせは、以前がんこが休みの月曜日に訪れてみたものの臨時休業。それ以来課題店だったが、がんこの大常連さんに勧められてようやく再訪問。お勧めは醤油＝基本の味だったが、担担麺の評判もよく今日の気分は担担麺。

香ばしさダブル
上品なスープ、香ばしい砕いたピーナッツと挽肉。自家製麺も香ばしい。スープを一口すするとふわっと広がるなんともいえない心地よさ。作っている後ろ姿も接客もリズミカルで見ていても清々しい爽やかさ。その折り目正しさは、そのおいしさにも現れてすっかりファンになってしまった。

曙橋
曙橋なら台湾屋台新台北（最近がんこの麺も選べるので気になっている）と麺庵ちとせという選択肢。調布からなら乗換なしで行けるので意外に便利。方向音痴故今日も含め毎回出口を間違え迷子になっているので出口はA1と覚えておこう。

■麺庵ちとせ
https://ameblo.jp/menanchitose/

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 お誕生日記念セイコガニスペシャル100大盛り 揺らぐ蟹の体からこそ匂うような色気が舞い立った

かぐというよりも効く
品格のある香り、ぐぐっと引き込む力がいつもよりもやや強く、それでいて折り目正しく上品な気高さ。スープを一口、いや、二口五口。いやマイッタなぁ、ウマイなぁと溜息をつくと家元が「潰しが良かったのかな」と。

 

迫力満点の潰し！
以前は蟹は前日に潰して仕込んでいたけど香りが抜ける。というワケで当日に潰して仕込むことになったそう。常連さんで私もいつも色々とお世話になっている方がかってでた潰し。うん、迫力満点で圧巻。12kgのセイコガニ（まだ生きている）があっという間に潰されて寸胴へ。普段見られない（一般的には見せない）厨房〜寸胴も初めて見せていただくことに。

うん、これだからがんこは止まらない！

気仙沼ニッティング まずは、ひょっこり出会ったオートミール色のマフラーから...

2年前には気仙沼のお店はお休みだったけど東京で再会
それからなかなか気仙沼まで行く機会がなかったけど、月に一回（第一土曜日）青山CORNELL COFFEE内に出店していることを知り、さっそく行ってみることに。ネット上でしか知らなかったセーターが目の前になるだけでワクワク。

実際に手を触れると思ったよりもふんわりと軽く夢見る気分。どの色が自分に合うか、どういう風にコーディネイトするか、何度も手にとってしまう。キレイなお姉さんのていねいな説明にも都度都度納得。

たまたま、気仙沼に二個づつあったので持ってきてあった（気仙沼限定販売）マフラーに手が止まり、鏡の前であれこれアレンジしているうちに欲しくなってしまったママボリンケン。オートミール色は色々合わせやすいみたい。手編み独特の手触り、風合いもホントステキだ。セーターは夏に頼んで秋に出来上がり。ちょぉっと楽しみだなぁ。それまで「気仙沼ニッティング物語:いいものを編む会社」を読んでいようっと。

心地いい空間とおいしいコーヒー
草月会館内のCORNELL COFFEEは初めての場所。たっぷりとした空間で味わうコーヒーとハンバーグサンドもまた格別だった。

■気仙沼ニッティング
http://www.knitting.co.jp/

■CORNELL COFFEE
http://connelcoffee.jp/

春を呼ぶ筍ご飯 おいしいお漬物を食べながら〆張鶴でちびちびしているといい香りにキッチンが包まれていく

筍ご飯が好き
ふんわりとしたできたての白米に勝るものはないといいながら、混ぜごはんも大好き。暖かくなって春も近づいてくると恋しくなるのが筍ご飯。おいしいお漬物（成城石井 昆布白菜）を食べながら〆張鶴でちびちびしているといい香りにキッチンが包まれていく。

ご飯一粒一粒に味がしみてて、うん、おいしい。木の芽をパンと叩いて香りを出してチョンとのせる。鶏ご飯は海苔がいいけど、筍ご飯は木の芽がホントよく似合う。

これで、すっかり、なんかもぉ、春めいてウキウキしてしまった。

ちょっと多めに炊いて翌日のお弁当にもいいんだなぁ。
お弁当を開く楽しみっていくつになってもうれしいもんだネ。

空もまったく
春の気配。早朝の空は空気が澄んでいてとても気持ちがいい。

牡蠣のリゾット 火を止めた後にざく切りのクレソンを入れるのが我が家風 ご飯一粒一粒に牡蠣の風味がしみてて、うん、おいしいタイミング、ティカ、ティカ、ティカ...

タイミングが大事
牡蠣を炊いた煮汁はリゾットがほぼ出来上がったタイミングで鍋に、火を止めたタイミングでざく切りのクレソンを入れて軽く混ぜ合わせる。牡蠣の風味とクレソンの歯ざわり。♪この世で一番かんじんなのはステキなタイミング...っとホントだね。