« 2017年11 月 | メイン | 2018年1 月 »
ゆっくり一年を振り返る間もなく
帰省をしないので色々と時間があると思いきや朝から慌ただしい大晦日。買い出しをした後に大掃除。おかげで部屋の中は整然としたものの夕方にはへばってしまう。今年を振り返りながら色々と考え事をしたかったけど、どうやらそれらは年越しになりそう。
タリアータは切り分けたという意味
一昨日柴崎亭からの、なんとまあゴージャスな焼豚（1kg @3,500）。「まず二つに切って脂身の多い部分はグリルで焼いて、脂身の少ない方は生がおいしい」と色々と教えていただき、タリアータ。東京駅グランスタで手に入れたストロングなセルバチコ＆ルコラ、佐倉Green Marketで見つけた大根と合わせてみました。
生はやわらかく風味高く、グリルで焼くと芳ばしい。端正なラーメンの中とは違った表情の焼豚。うん、ウマイです。もう少し厚く切ってグリル焼き、中の方はバケットにはさんで...これから色々と楽しめる。ああ、やっぱり柴崎亭は素晴らしいなぁ、ニクイなぁ...と。
やり残したことが多いけど、ああ、こうして年がくれていくんだね。
| |
やっぱりこれ
幾度も通っているわりに頼むのは決まって鴨南蛮大盛りと天もり（二枚）。鴨肉が三枚と鴨団子とねぎ。熱燗の残りで鴨肉を食べ、熱いしるをすすり、そばを一口。また、揚げたての海老をパクリとして熱燗。熱燗を二本空ける頃にもりそばをたぐる。いや〜これが実にウマイんだ。これがないと年が越せない。
んまぁ、長蛇の列
30年以上も通ってますが角のビルを折り返してなお並んでいるなんて（70人以上）初めてのこと。裏にあるやぶも40人以上。んまぁ風もなくポカポカ陽気だったせいもあり苦もなく50分で店内へ。変わらぬ店構え、忙しそうな客さばき。「良いお年を〜」と声をかけられて店を出る心地よさのほろ酔い。いつまでも変わらないでいて欲しいなぁ...。
| |
柴崎亭の美しさここに極まる
二種類のチャーシュー、雲呑、ネギも二種類、弾力のある麺、奥深い出汁とコクのある醤油。どれをとっても柴崎亭らしい美しさにあふれた堂々の究極。しかも、寿もうれしい。最後まで熱々のスープを一口すすった時からもう夢心地。このおいしさの秘密はどこにあるのだろうと食べ終わった時に溜息。人の心と食い物の結びつきは思うように解けないものだなぁ...としみじみ。Twitterにはその秘密もUPされていたが、やっぱりセンスが違うなぁと感服。
雲呑：大判の他にない特製雲呑皮
スープ：名古屋コーチンと自家製椎茸類のブレンド
麺：よしかわ君（よしかわ寿製麺）の特製麺
焼豚：イベリコ豚肩ロースをオーブンで焼き上げた特製焼豚
仕事納め
仕事〜納会も終わった後に地下鉄に乗る前に急にぐったりしてイルミネーションの横で座り込んでしまった。今年は後半怒涛のような日々だったのでその疲れが安堵と共にでたのかな。
| |
今年100杯目のラーメン
記念すべき100杯目はやっぱりがんこで決めたい...んまぁそれほど御大層なことではないんですけどネ。西新宿直行の予定が途中で立ち寄りもあり、やはり丸ノ内線途中下車（定期があるので）。
「今日で100杯目なんです」
「ほぉ〜」
「頑張ったね」
「でも、ほとんどウチなんでしょ」
「いやぁ〜、そうなんです」
なんて家元、女将と話していると出てきたのが純正マジシャブヒロポン。「今日は90点です」と屈託のない笑顔に「いつも満点です」とかえしながらスープを一口。ムム、アハ、そう？、アアン...ただ絶句。ヒロポン＝悪魔味への想いがつのり込み上がりそう。やはり忘我にみちびく媚薬が混入しているのではないか。久しぶりの手羽先をちゅーちゅーしながらもしばし呆然。
並びも真冬仕様...なのか
10番目で折り返しなのは暖房の都合なのか、奥の店への配慮なのか。開店直後にかかわらず通りまで並んでいたので、やや焦ってしまったが折り返しが変わっていたせいなのね。もしかして今年最後になるかもしれないので家元〜女将に挨拶をして店をあとにすると急にしみじみしてしまった。大晦日〜元旦など色々とあるようだけど行けるかなぁ...。
| |
つなぎといえば
密偵と鬼平のとのつなぎ＝連絡網、あるいは引き込み役と盗人とのつなぎ＝連絡...とか思い出し、携帯もインターネットもない江戸時代には重要なコミュニケーションのひとつだった。
一週間ぶりのがんこになった今日は、日曜日のあん肝5kgと鮟鱇の本身10kgのスペシャルスープを使った不純。まろやかでスムーズな一口目、香り立つあん肝と鮟鱇の本身がじんわりと攻めてくる。カウンター左端のため家元に尋ねると
「今日は88点です」
「いや〜、いつでも満点以上だと思いますが。で、このまろやかさは」
「つなぎです」
「あん肝が？」
「それぞれ（具材のよさを）つないでくれるんです」
なるほどそういうことだったのか。このこくの深さの秘密がつなぎにあったのか。家元の背中を見ながらつくづく感じ入った次第だった。
| |
やはり無謀だったか
船橋で用事が一件、佐倉で用事が一件。急遽その足で（クルマで）駆けつけ到着13:38、42番目。列は折り返し表通りまで。大丈夫かな...とハラハラしてましたが、14:00過ぎに家元が現れ人数確認後目の前でスープ切れ。年に数回の味噌だっただけに落胆したものの、家元直筆のサイン（サービス券）を眺めているうちに、あ〜あ〜という悔しい気持ちもホロホロとほぐれて、なんとなく潔いような穏やかな気持ちに。
「味噌の次回はありますか？」
「おお、正月だよ」
それを信じて正月を工面しなくては。
今日の反動で、火曜日は不純、水曜日は純正ヒロポン、金曜日も...とか考えている次第。そのサービス券、なんか、もったいなく＝恐れ多くて使えないなかも...。
| |
もぉ、好きなんです、生姜焼きが
外で食べると妙に甘かったり、しょっぱかったり、量が少なかったり...不満の多い生姜焼きは自分で作ったのが一番おいしい＝好み。贅沢な肉を使わない分タレに気を使うのが我が家風。多めに作って翌日のお弁当のおかずに、これもまたいいんだなぁ。うん。また食べようっと。
| |
銀座から後方乗り換え
西新宿（丸ノ内線）〜銀座（日比谷線）という乗り継ぎの毎日。帰りはやや疲れてぐったりとして最後部車両から線路をぼんやりと見ていることが多いです。日比谷線13000系新車両のコックピットがやけにカッコいいことに今日気がついた。車両外部も内部も、そしてコックピットも近未来的で気に入ってしまったんだ。
■日比谷線13000系
http://www.tokyometro.jp/corporate/enterprise/passenger_rail/cars/working/hibiya_13000/index.html
| |
上品スープがベース
純正ヒロポン100、ヒロポンマブシャブ、純正ヒロポン100、親父の悪魔、スッポンスペシャル...と続くと無性に欲しくなるのが上品＝自由が丘。未だに謎の多いスープだが、’家元のBLOGには「上品の残りスープを足して...」と何度も書かれていて、やはり上品スープがベースになっているのではないかと...。
朝から上品＝自由が丘の鐘
先週の「親父の悪魔」を食べた時に無性に食べたくなっていたのが上品＝自由が丘。もぉ、朝から上品＝自由が丘の鐘が鳴りっぱなし。店先のヒロポン臭と家元の笑顔に心が揺らいだが上品を。澄み切ったスープは決して裏切らない。丼全体が微笑みかけてくる多幸感に酔いしれてしまった。
私は上品＝自由が丘よりも下品が好きなの...と奥様の意外な一言。なるほどそうなのか...とひとつの疑問が解けたような...深まったような...。
| |
西新宿冬模様
もうすっかり落葉（らくよう）
先週まで落ち葉を掃除するおじいさんが額に汗をかきながら黙々と片付けていたが、もうすっかり葉っぱも落ちてカラカラ音を立てるばかり。高層ビル、青空。もうすっかり冬景色。
もぉ、寒いから
銕っぁんと両国の二之橋のたもとにある五鉄で軍鶏鍋...といきたいところだけど、鮭のキッシュ風グラタン。トロトロになった玉ねぎがアツアツハフハフ。週末のじゃがいもとネギのクリームスープはネギの甘さがじんわりとおいしくおかわりしたほど。あと10日で今年も終わりなんて...。
| |
スッポンとタラコ
それぞれなら味の想像もつくが、このふたつが合わさるともうすでに想像を越えてしまい食べる前から目が眩む。おもむろに一口目をすすると、まろやかで奥行きのあるコクと響きに思考停止。二口目〜三口目でじわじわと押し寄せるウマさ。この組み合わせは計算尽くしというよりもむしろ、家元の遊び心だったのではないかと妙に納得。あとは流れるままに最後まで一気にむしゃぶりつき微妙なトランス状態。悶えるほどのウマさに今日も前のめりに悶絶。
久しぶりの日曜日スペシャル
新しい客層も増えているのでないかと常連さんと話をしていたけど、食べ終わった頃にも道路にはみ出るほどの大盛況。何故かこうした不思議な高揚感もまた一条流がんこラーメン総本家の楽しみなんだなぁ...と。
| |
西新宿ランチ事情#3
たまには河岸を変えてちょっと遠出。大阪へ戻る同僚を送りながら新宿駅方面へ。それなら久しぶりに三是でも。海鮮丼を頼んでみたら、これが大食いの私でもたじろぐほどの特盛り。別に大盛りにしてもらったわけじゃないのにぃ。んまぁ、おいしいけど量が多すぎて後半はキツイ＝飽きてしまう悪循環、普通の定食にしておけばよかったと後悔。
そんなワケで持参するお弁当がやっぱりおいしいと再確認。鶏のオーブン焼き＋切り干し大根、鮭のキッシュ風グラタン＋切り干し大根。どちらも前夜のおかずの流用ですが十分においしく、早めに食べ終え30分は自由時間がありリフレッシュ。もしかして外食の不満は自由時間がわずかしかないのも原因かもしれないネ。
| |
俺もマイッタんだから
家元の原点となった「親父の悪魔」。もう一度食べたいと思い続けていたたが、7/31に初めて食べて以来機会がなくそのまま。突然やるというのでやはり途中下車。前回はネギと豚コマに玉子＋手羽先とシンプルだったが今日は通常のヒロポン＝悪魔仕様がうれしい。普段の重厚で多面的なヒロポンとは違い、肉系スープは実直でなんの混じりけもケレンもないのストレートな味わい。思いも募ってぐぐっと持って行かれてしまい怖いほどウマイ。
「味がきつかったかな」
「いや〜、ウマイもんです」
「そりゃそうだよ、オレは5杯も食べたくらいだから」
と、家元の笑顔に送られ店を後にしながら「人の心と食い物の結びつきは思うように解けねぇってことよ」と、鬼平の言葉を思い出していた。
| |
Phone X ワイヤレス環境第二弾
iPhone X以降、ワイヤレス充電を導入しその快適さに満足。次は、ワイヤレスヘッドホンかなと色々交互選びに悩んでいると、絶妙のタイミングでママボリンケンからお誕生日プレゼント。モノ選びに確かな目利きのママボリンケンらしいなぁと俄然うれしくなって小躍り。
実はノイズキャンセリング初体験
BOSEは音が好みじゃないのでノイズキャンセリングは無縁だと思いこんでいたが、これには付いている。うれしいじゃないか。思ったほどノイズキャンセリング効果が出てニンマリしたくなる。
・地下鉄などの交通機関ではアナウンスだけは聞こえる
・シネコンで映画を観たあとに併設されているゲームコーナーの騒音で映画の余韻がかき消されるがカット
・音楽が鮮明に聴こえる
・アンビエントサウンド（外音取り込み）モードも効果的（自転車走行中はこのモードで低めに）
その他の特徴として
・充電可能な専用ケース（本体は最大3時間）
・左（メイン機）：電源ON/OFF、モード変更、コール応対、
・右（サブ機）：音楽コントロール、Siri対応
・ケーブルがない開放感～未使用時はケースで保管
Appleのは耳に合わなく、B/Oはケーブルありで高価、Shureはケーブルあり...色々悩んだ結果がブラックホーク的なSONYに落ち着く。心配していた音もナチュラルで程よい低音も充実して問題なし。他の無線環境と干渉し0.5秒程音が途切れることが1日何回かあるが気にならない程度（左をケールから出しiPhoneと動機確認後右を取り出すことで回避される）。
不満といえば、USBケーブルが既製品と思われる黒。Appleならデザイン統一も出来たと思う。また、専門ケース（経由）のワイヤレス充電を求めるのはムリという話だろう。でもまぁ、トータルバランスではかなり満足しているんだ。
■SONY ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000X
http://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000X/
| |
待ちに待った水曜日
週に一度はがんこと決めて待ちに待った水曜日、多賀の政五郎と合流。自由が丘＝上品、純正ヒロポン、純正ヒロポン100...と朝からどれにするか迷っていたが「いつものネ」と催促されて（すでに阿吽の呼吸で赤丼が温められていた）純正ヒロポン100。
コクとかキレじゃなく
ああ、ヒロポンスープそのもの。スープを一口すすった瞬間にその色香に翻弄されてしまった。出会い頭にびりびりと何かを感じるというような衝撃的な、強いものではなくて、もっとずっと穏やかな優しい種類のものを感じた。
昨日よりもよくできて88点以上だよ...と家元。私にとっては常に満点。点数はむしろ目安に過ぎず、家元の照れなのではないかと。同じものを作り続ける家元に思わず襟を正してしまう。好きだということを忘れるくらい好きなんだ。
| |
最近のコメント