Casa de Borinquen

二度目の横須賀美術館 「日本の妖怪を追え」で知った今道子さんの写真をじっと見つめてしまいました で、浦安の図書館をちょっぴり自慢したんいんです

葉山にしても横須賀にしても浦安にない美術館があって気になる場所
ああ、こういう場所が浦安（総合公園とか）にあったらどんなにいいだろうか...と溜息、優しい眼差しのガイドさんに見守られて順調に予定をこなしていた「海辺のライブラリー研修バスツアー」で訪れた横須賀美術館。「日本の妖怪を追え」は錦絵から現代までの展示。繊細で想像力を超えた世界観を堪能しました。個人的には、花とか置物と食材を使ったオブジェを写真に撮っている今道子さんの作品に心を動かされました。向日葵、ワニ（これが一番気に入ったんですがWEB上で画像が見つかりません）に見られる動き始める前の静かさは、自分が写真を撮るときのヒントになりそうでした。

でもね、浦安の図書館は全国の誰にでも自慢したいんです
蔵書の数、スタッフの質（親切で丁寧で思慮深い）、デリバリ（WEBで予約して最寄りの場所で受け取ることができる）...いいとことづくしです。特定の作家以外、音楽や映画や落語の資料以外の本は買わずに図書館で済ませている最近の私。図書館で借りて納得できれば買うなんてこともしています。

最近あったことですが、借りてきた圓生さんの落語CDに傷が付いていて、噺のもっとも盛り上がるところで読み込みエラー。近くの図書館分館へ持ち込むと「ディスククリーンしてみますネ」と親切な対応。三日後には駅で受取り、恐る恐る聴いてみるとちょっと雑音が入りましたが難なく聴けました。

電子出版の時代になっても紙をめくりながら読書する楽しみは永遠だなぁ...とつくづく。海の見える総合公園に図書館を開いて見たらどんなに楽しいだろうなぁ。小学～中学と図書委員をしていたころすらも思い出しています。

■横須賀美術館
http://www.yokosuka-moa.jp/index.htm

■浦安市立図書館
http://library.city.urayasu.chiba.jp/index.html 

葉山で見つけた海に向かう小路と気になる自家製アイスキャンデー そして、尻尾が青いとかげ

海辺のライブラリー視察ツアーで訪れた久しぶりの葉山
目的地だった神奈川県立近代美術館葉山を見た後は、一色海岸を探索...のつもりですが、なぁんか下世話な感じがしたのであまりおもしろくありませんでした。千倉瀬戸浜や和田浦の何とも言えない開放感もなくてやりきれない雰囲気。でも、美術館の裏手から浜までの小路にはふと足を止めてしまうほどの静寂があって、足元には尻尾が青いトカゲが愛想もなく歩きまわってました。

限られた場所での印象ですが葉山って閉塞感があるのでは
道が狭いこととにシーズンは観光客が押し寄せて、どことなく閉塞感のあるように感じながら、ジリジリと炙られながら歩いていると見つけたのがアイスキャンデーのノボリ。昔ながらの佇まいのある雑貨屋さん。だるま型の郵便ポスト、すだれ、店内に並べられた骨董。そして、どーんと大きい冷蔵庫にぎっしり詰まった自家製のアイスキャンデー。色とりどりの味を選ぶ楽しさも。店先のベンチで食べるアイスキャンデーは格別でした。

別の場所へ行ったなら、また葉山の印象も違っていたんでしょうね、きっと。

■神奈川県立近代美術館
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/hayama/info.html

クチナシの香りのベランダ ワイヤープランツの透明でプルプルな実を噛るとほんのり甘かったりして

もう、朝から湿度が高くてムシムシ
朝のベランダの水やり。いつもよりも長めに水遊び。鉢の一個一個に朝の挨拶をしながら丁寧に水をかけていると、ああ休日の朝はこうしたスローなスタートがいいなぁ...と。Swellさんのコーヒーを濃い目にいれて、ベランダでのんびり。浦安植木まつりで数年前にいただいたクチナシもポツポツ咲き始めて、なんとも言えず甘い香りで誘ってくるようです。そして、見えないくらい小さな花を咲かせているワイヤープランツの実もプルプルし始めてます。

まだ、誰も起きていない街には、ほんの僅かの風と鳥の鳴き声だけが聞こえてきます。

おぼろげな出会い、そして別れ 再会を願う説明のつかない奇妙な感覚

いつもお世話になっていた鈴木さん
ラ・リングア・オチアイを卒業
丁寧なメールが届き、ああ、やっぱり、ちょいと顔を出してみました。数えたこともなかったんですが三年半のお付き合いだったんですね。私よりもママボリンケンの方がお店にちょくちょく顔を出していたんですが、的確なテーブルのサポートやワインのセレクトがとても素晴らしかったです。最後に色々お話できて、今後の事も知ることができましたが、船はすっかり支度が整い、もはや綱をぐいっと引っ張るのだろか...。

再会を祈ってます＼＼(^VIVA^)／／

見物海岸と千倉瀬戸浜 朝方の海ってなんとも言えず澄み切っていて素晴らしいなぁと 忘れていた感覚を取り戻すにはどうしても必要だね

日曜日の早朝は渋滞もなくスムーズにいつもの見物海岸
遠浅で透明で静かな海。拾い物をするにはピッタリの浜辺。関東でも一足早い梅雨明け いても立ってもいられず千倉へ。ああ、やっぱり朝の見物海岸はいいなぁ。風は強く白波が立っていますが、抜けるような空とどこまでも続く透明感のある海。臨海学校でも始まったのでしょうか、円陣を組んで準備体操～整列して海へ入っていくのを遠くに見ながら、潮の引いた海岸で拾い物。潮が引いて岩場に出来ている小さなくぼみに群れる小さな魚たちやヤドカリや虫達。朝日を浴びてキラキラする中に息づく小さな魚や不思議なオレンジのものを見つけて二人して喜んでいました。

ううっ、砂が痛い
♪砂まじりの雪がすべる浜辺に...は、鈴木茂「砂の女」ですが、波打ち際は時折砂が風ですべり顔に当たると痛い感じ。岩場の端にデッキチェアを移して風を防いでいました。それでも、千倉瀬戸浜は、緑青の海に浮かび上がる岩にぶつかる白い波、いったいいつからあるんだろうかといつも思う大きな岩の影に集まる小さな魚の群、風に流れる雲。向こう側の砂浜は向かうと誰もいないプライベートビーチ。ボードにもたれてゆらゆらと波の上にいると、心のなかに引っかかっているような些細な事も忘れてしまいそうです。

シーズンが始まる一歩前の夏の海を堪能してしまいました。

千倉のワンコたちは幸せいっぱいの笑顔だね

瀬戸浜でいつも（毎年）会うワンコたち
ボールを投げると海に飛び込んでさぁっと拾ってくる。いつも二匹で同じ事を飽きもせずに繰り返している。デッキチェアに座ってぼんやりとその姿を眺めているのも楽しいです。初めて飼い主さんに話を伺いましたが、地元の人ではないそうですがこちら（千倉）にも家があって、週末は必ず瀬戸浜に遊びに来るそうです。うん、私の回りにも南房総にも家を持っている人いますが、そういう生活っていよいよ実現化出来るかどうか真剣に（でも、ぼんやりと）考えてみたいです。

Indy'sに行ったらRoyクンにも会えて
ゆったりとリラックスした時間を過ごせてうれしい私たちにもうひとつの楽しいこと。そう、Indy'sのオーナーが飼っているボクサー犬ことRoyクン。まだ、一歳らしいですが、顔は怖そうだけど人懐っこくて穏やか。ボクサーは子守もできるほどの犬らしいです。もう、ママボリンケンになついて離れないです。毎朝、瀬戸浜に朝の散歩に出かけるそうです。

千倉というところは、ワンコにとっても飼い主にとっても幸せな土地なんだなぁ...と、しみじみ。

今年初めての千倉Indy's もう少し食べたいと思って勧められるままにいただいた窯焼き棒パンの秘密とは

千倉への楽しみのもうひとつはIndy'sのピザ
Indy'sを教えていただいてから、外でピザを食べることってIndy's以外なくなってしまったほど大好きな店。真っ青な空と真っ赤な壁。コントラストも素敵。そして、地元の新鮮な材料を窯焼きしたピザ。釜揚げシラスといつも決めていて、ハーフ＆ハーフの片方はその日の気分で決めるというパターン。そして、ピタパン。今回は、釜揚げシラス＆てりやきチキンとタコス風ピタサンド。シラスのほんのりとした塩加減と風味を添える海苔、ねぎの甘さも引き立つハラペーニョのピリピリがアクセントのビーンズ沢山のピタサンド。ほおばる喜びに、ああ〜、と溜息の後に気がついた、窓際に並べられたミニュチュアも、ほんのりとかわいいんです。

勧められたのが窯焼き棒パン
夢中で食べて一段落して、ハーフ＆ハーフの半分の大きさがあったら、もう少し食べたいね、なんて話していると勧められたのが窯焼き棒パン。熱々をちぎって、ソースを付けて一口。ムムム、ホクホク〜モチモチ。そして、このソースは？後を引くカレー味...までは分かるんですがちょっと思いがけない味。そっと、作り方を教わりましたが、これは是非Indy'sで確かめてみて下さい...ネ！

からっと晴れたりジメジメしたり夏にはもう一歩の季節 我が家の献立には待ちきれない夏が...

ポークピカタはさっぱりとしたドレッシングで
水茄子の塩加減はパルメザンで
スタミナをつけよう！ってギラギラしたものよりも、どこかこざっぱりとしてお腹にたまらないものが欲しくなる今の季節。やっぱり昨年も今ぐらいから食卓に登場していいるのは、これら。お肉を食べるならどこか工夫してピカタにして、さっぱりとしたドレッシング（というよりもトマトのサラダ）はどうでしょうか。また、野菜売り場を注意して探すと出始めの水茄子を使った水茄子のサラダ。アク抜きをせずのそのまま1.5cm角に切ってロースハム（これも1.5cm角）とレモンとパルメザンで和えるだけのサラダ。キリリと冷やした白ワインが特に美味しくなるメニューです。

キッチンであれこれ今日の出来事を話しながらも実に楽しいものです...。

毎日観てますか「あまちゃん」 柄にもなくじぇじぇじぇと思わず口にしたりしてませんか？橋本愛目当てで観始めてましたが今気になるのが小泉今日子なんです

初めて好きになったアイドルが南沙織
なぁんて話し始めると年がバレるかもしれませんネ。その後（いわゆる）洋楽一辺倒。ロックに目覚め、サルサに人生を変えられてしまい、衝撃的な森高千里のコンサートで振り返されるまでアイドルには無縁。もちろん、82年デビューの小泉今日子も横目で見てるだけで、コンセプトの裏側も見えてきそうな雰囲気もあり、あまり積極的な接し方はしていませんでした。

湾岸シリーズで知ることになる俳優として気になる存在感
でも、ああ小泉今日子ってこんな雰囲気なのね、と驚いたのが湾岸シリーズの映画での存在感。そして、今放映中の「あまちゃん」での主人公の母親役。元アイドルで娘がアイドルを目指しているというクドカンの絶妙のコンセプトにピッタリの役を楽しんでいるようです。時には切なく、時にはストレートな姿って妙に気になるんですなぁ...。

そして、気になり個々数年のアルバムを聴き始めてます。切なさをとアンニュイな『厚木I.C.』、このアルバムの姉妹版的な30周年アルバム『Koizumi Chansonnier』が特にいいですね。決して上手な歌手ではないですが、声質や気の入れ方が私の好み。作家もそうそうたるメンバーのようですが、例えばキリンジの曲を歌ったらどうなるのかなと想像しただけでも楽しい。主演映画もよさそうなのでなるべく早めに見ておきたいと思います。

その『厚木I.C.』を聴きながら
久しぶりの風景に何故かホッとしてしてしまいました。このアルバムの1曲目って、笑い声とか『Elis & Tom』にそっくりでつい二度も聴いてしまったあとの「モクレンの木」が余計に染みてしまいました。

連日の深夜帰り 駅前で働いている人もいるし冷えたビールと簡単な夜食を用意してくれる ありがたいことですね

会社の守衛さんに追い出されるなんて
帰りの電車も結構人が多かったり、連日の深夜帰りを満喫（んなワケない）...。浦安全域で災害対策工事中。駅前も同様に工事現場を迂回したりしていつもと様子が違っています。工事請負業者は儲かるだろうなぁ、これらは入札されたのか、などと考えても見ますが、深夜一生懸命働いている人の姿を目にすると、どこかシンパシーのようなものすらも感じてしまいました。

そして、予定時間よりも大幅に遅れて帰ると、お風呂上りには冷たいビールとちょっとした夜食が用意されていて、うん、ありがたいものだと感謝しているワケでして...。録画している「あまちゃん」とリアルでツール・ド・フランスを見ていつの間にか寝てしまいました。

焼いたアボカドはハンバーグとも合わせてもおいしいんですね ちょっと辛い茄子のペーストと合わせてピタパンで...

気に入るとつい続けて食べたくなるんです
ハンバーグっていつ食べてもおいしいんですが、焼いたアボガドと合わせると、なんとまぁピッタリの組み合わせだったんですね。肉汁がじわっとするハンバーグにくずしたアボカドを重ねて一口。複雑な味わいに思わずニンマリと。

網の上でじっくりと火を通した茄子
皮をむいた後にざっくり切って、オリーブオイル、にんにく、塩、鷹の爪一本を入れてクイジナードで粉砕。どんな料理にもある茄子ペーストの出来上がり。ハンバーグ、アボカド、茄子ペースト、たっぷりの野菜を温めたピタパンにはさむとピタサンドの完成。また食べたくなるんだなぁ。

網の上でおばあちゃんの顔に（どことなく志ん生っぽくも）なってくる茄子がとてもおかしかったです...。

記念すべき100回大会のツール・ド・フランスが始まりました フランスの風景と熱心な解説 これぞスポーツ観戦の醍醐味、とママボリンケンの鼻息も荒い

今年はコルシカ島からスタート
集団〜吸収〜ぶっちぎり、荒々しいまでのぶつかり合い。夢見るような風景、メカニカルな喜び、華麗なチームワーク、マニアックな解説（うまぁ、よく喋る）...。いやもう、この一ヶ月倒れるほど堪能したいです。

私は毎晩最後まで付き合えないんですが
ママボリンケンは年に一度の真剣勝負！
それにしても、コルシカ島って美ししすぎて息苦しくなるほどで、午後から襲ってきている偏頭痛も徐々に収まってきそうです。

http://www.letour.fr/le-tour/2013/fr/
http://www.jsports.co.jp/cycle/tour/