波に揉まれて

極僅かの達成感
うぷ！これは苦しい...
波が頂点を過ぎて砕けて行くあたりに身を置いてランディング。
うわぁ...、波に揉まれ、波は頭から襲いかかり手前からは戻る波にはさまれて、何が何だか分からなく波底に沈められて、必死にもがいて顔だけ出して、膝を思い切り海底に打ち付けて、鼻から口から入り込んだ海水を吐き出して、ようやく立ち上がる。そうして体勢を整える前に次の波にのまれてしまい、砂混じりの海水を思いっきり吸い込み翻弄される。

何回もそんな思いを繰り返し、波のトップへパドリング、砕ける手前でフワフワとしていると、なんと気持ちがいいのです。自分の身長と同じか倍近い波に乗って、ふわっと波をやり過ごす。これなんです、これ。何時間でもそこにいたくなる感覚。透明感のある波がぐっと迫って来て、それをやり過ごした極僅かの達成感。波は数秒後に砕け落ちまわり全てを支配する。

...いや〜、サーファーではないのです、私
698円で買ったボディーボードを車に積んで（THULEではないですが）千倉へ行った私は、そのボードを頼りに先週よりも高い波に挑んだワケです。これは、やみつきになりそうですね。ジリジリと照りつける太陽を受けながら波間に漂う心地よさ。一瞬でそれがくつがえされる。その落差が楽しくて、何時間も過ごしてしまいました。

今日もアクアライン経由。詳しくは、東京湾アクアライン連絡道（一般国道409号）。川崎側の9.6km がアクアトンネルと呼ばれるトンネル、木更津側の4.4km がアクアブリッジと呼ばれる橋。料金は、4,000円→3,000円→800円（ETC使用）と下がってきているので、先週も今日も使ってみています。97/12月開通でもう10年以上経っているんですね。どうりで、海ほたるの設備も古くさいと思いました。

アクアライン〜館山自動車道〜富津館山道〜富浦〜千倉が今日のコース
海の家では多くを望めないので、我が家から持参した銀河高原ビールに合うつまみを道の駅富楽里で探しました。9:00オープンですが、結構盛り上がっています。2Fのお総菜屋さんとかうまそうなものばかり並んでいます。初めて行った1Fもかなり充実していて、きゅうりの漬け物（わさびの風味）と茄子の漬け物を買いました。それぞれ試食できるのがいいですね。

瀬戸浜ビーチに10:00に着いて、設営後にきゅうりをポリポリしたり鯨の竜田揚げをつまみに冷たい銀河高原ビール。いや〜、実に爽快。風があってじりじりとしない浜辺。うるさいと思ったBGMも風と波の音で僅かに聞こえてくるだけ。泳ぎたくなったらボードを抱えて砂浜へ。飲みたくなったら設営している岩場へ。いいですね、千倉。

帰りは、。日が沈んでいく海岸線を眺めながら房総フラワーラインを南下。真っ青な海、小さな漁港、忘れた頃に現れる浜辺。途中で見つけたパーム・ヴィレッジちょっと気になります。いつもは日帰りで訪れる千倉ですが、一泊もいいかな。露天風呂にも惹かれます。

ああ、今シーズン。もう一回（ベストな天候で）行けるかな...。
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